2016年05月04日

遠くの世界


私が人間社会に馴染めないのは
私が人間として欠陥がある故で
死にたい。
いっそのこと我が身を虎に変え
山奥に棲み、かつて人間だった
ことも忘れ、






人間はその精神故に醜いと思う。
サンタクロースはものを呉れるからチヤホヤされている。
先帝の誕生日だというに私はサンタをチヤホヤする世界的風潮へ憤らずにはいられない。俺の内なる獣が吼えている。
あれが、年に一度家屋へ侵入するだけのお爺さんだったら、君たちはそれでもチヤホヤするのかね。そのお爺さんに因んで景気良くシャンメリーのボトル開けられるのかね。ケーキにお爺さんの砂糖菓子を搭載するのかね。
年に一度なんか貰えるからって、当然のように無警戒にチヤホヤしやがって。



俺の内なる獣は吼えているよ。
でも良く聴いてごらん。
本当は笑っているんだよ。
狂ったように笑っているんだよ。

あのお爺さんは、おもちゃを置いてゆくだけなのかな?

彼がいつ訪れたのかわからないほどみんなが眠りこけているその時に、
彼は何をやっているのかな?
毎年毎年、見返りもなく一方的に贈り物だけしてくれる好都合が、
本当にこの世にあるのかな?



俺は欠陥品である自分が
この世の中で死ぬまで生きていられるとは思えない。
俺は自分が要らない人間だとわかっているから、
要らない人間でしかないから、要らないので、
在るべきではないから、本当はもう死んでいたほうがよかったので、
なにも口を挟めない。
俺は誰にも関係ない。
何かになりたいわけではなかったけど、
何もないことが苦しい。
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2016年04月25日

16/04/25













うううう。




ううううう。



俺、頭の中に小型エンジン埋め込まれちゃって、その振動でガクガクしちゃうの。すっごく怖い。このエンジン、何を動かしているんだろう。
実は、俺は本来もう死んでいているんだけど、このエンジンで動かしているらしいって噂があって、スイッチを切るに切れないんだよね。頭の右側にダイヤル式のスイッチついてんだけど。
切ったら、死ぬかなあ。
切ろうとしたことあるんだよね。
生きてるのが嫌になってさ、これで死ぬなら死んじゃっていいや、って。死ぬの恐いけど、生きてる辛さでウワーってなって思い切りダイヤル回したらさ、そっちは出力上げる方向みたいで、ガガガガガガガッて振動が激しくなって、慌てて元の位置に直したよ。
それでスイッチを切る覚悟、決意みたいなのは使い切っちゃった。もう一回、今度は逆方向にダイヤルを回すのは、少なくとも当分は無理。生きているのは相変わらず辛いけど、自分で自分に手を下すっていうのも相当きつい。
ちなみに、エンジンの出力が上がったと思しき時は、振動以外の変化は何も感じなかった。まったくこれ何のためについてるんだろうな。
定期的に頭の左側からガソリン入れなきゃいけないのも、結構嫌なんだよね。
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2016年03月30日

今週の桃太郎


お婆さんが川で洗濯をしていると、川上からどんぶらこどんぶらこと
桃太郎が流れてきました。
お婆さんの見ている前で桃太郎はすくすくと成長し、「鬼退治に行く!」と
言いました。

お婆さんは走って山へ行き、お爺さんを呼ぶと、家に帰って大慌てで
きびだんごを作りました。お爺さんも大慌てで刀や羽織を用意しました。


用意の出来た二人は、流れてゆく桃太郎を川沿いに追いかけました。
途中で犬と猿と雉に会ったのできびだんごを渡して桃太郎の家来にしました。


やがて海に突き当たったので、急いで舟を用意すると、犬猿雉と
刀とだんごを積み込んで鬼ヶ島へ送り出しました。
桃太郎は川からそのまま鬼ヶ島へ向かってどんぶらこどんぶらこと
流れていきました。

舟は桃太郎よりも先に鬼ヶ島へ着いてしまい、
犬猿雉だけで鬼どもと戦いました。
桃太郎は後から流れてきましたが、鬼ヶ島の周りをどんぶらこどんぶらこと
漂うばかりでした。

やがて鬼退治が終わった犬猿雉が舟に戻ると、いつのまにか桃太郎が
舟に乗り込んでいて、みんなでお爺さんとお婆さんの家に帰りました。

お爺さんとお婆さんはまだ家に帰っていませんでした。
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2016年03月24日

今週の覆面バイカー


目玉焼きに醤油をかけようとしたら・・・・・・。「キャー!」
お刺身を食べようとして・・・・・・。「ウワーッ!」

家々の食卓から、醤油差しが宙を舞い何処へかと飛び去ったのである!
平和な食卓は不思議と恐怖の舞台となり、人々はそれを傍観するしかなかった。
それから30分くらいかな、家によっては15分とか、1時間かかったところもあったんだけど、醤油差しが戻ってきた。
「あー、よかった」「お腹空いたよー」
目玉焼きに垂らして、或いは小皿に注いで刺身をつけて・・・・・・パクリ!
「ギャア!」「ヒャア!」
なんと、醤油差しに入っていたのはウスターソースだったのだ!


怪人ヒグマゴリラの念動力によって、家々から醤油差しが引き寄せられ、それを戦闘員のみんなが醤油を抜いて容器をよく洗って拭いて乾燥させて、ウスターソースを入れて、ヒグマゴリラが念動力で元の家々に戻す。戻されたほうは醤油のつもりがソースでびっくり。
上記のような事件の真相を突き止めた覆面バイカーがヒグマゴリラに殴りかかった。バイカーも犠牲者の一人だったのだ。
(冒頭の刺身食べちゃったのがバイカーだよ)

しかし、ヒグマゴリラ、強い。
バイカーが勝てないとは言わないが、かなり勝つのは大変。
ヒグマゴリラも負けるつもりはない。
「バイカーめ、俺の醤油ソース入れ替え作戦はもうすぐ100件目に到達するのだ。100件までやったら、念動力を充電するために500年の休眠に入る。それまで邪魔はさせんぞ!」
「なになに、ちょっと待って、今何件目なの?」
「きゅーじゅー、ご? ろく!」(後ろの戦闘員に確認しながら)
「うーん、わかった。見なかったことにするから、おわり!」

バイカーは距離を取ると、座り込んで息を整え、ヒグマゴリラの作戦を傍観した。
ヒグマゴリラがムムムと唸りながら手繰り寄せる動きをすると醤油差しが飛んできて、それを戦闘員が捕まえて、入れ替えが終わるとムムムと追い払うような手付きで醤油指しを元の方角へ飛ばす・・・・・・。
他にもっと力の使い道があるだろうと思うが、バイカーは黙っている。

途中で腕のマッサージを挟んで、ついに作戦は100件を達成した。戦闘員から沸き起こる拍手。バイカーも離れたところに座ったままパチパチと拍手。
これから打ち上げだという。バイカーも誘われたが、正義のヒーローとしてさすがに行けない。遠慮するヒグマゴリラに3000円だけ渡して見送った。



別れ際、ヒグマゴリラは悪の怪人らしい台詞を残した。
「500年後、再び俺の醤油ソース入れ替え作戦が各家庭を恐怖に陥れるだろう。グワッハッハッハー!」

「500年後、か・・・・・・」
まあ、500年後の誰かがあいつをやっつけてくれるだろう。それはそれとして・・・・・・。
バイカーは500年後に再開される作戦など、少しも恐れていない。
500年後、この国はどうなっているのだろう。世界はどうなっているのだろう。
醤油がウスターソースと入れ替わることが一大事だなんてのは、曲りなりにも日常が平和の如き皮膜に包まれているせいであって、それが破られた時―――例えば、戦争など―――、一体こんな作戦が齎す恐怖など何だと言うのだ。

バイカーは遠くを見た。
まるで、醤油だのソースだので大騒ぎする500年先の光景をみつけだそうとするように・・・・・・。


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2016年03月19日

3/19

俺は生きたままのネズミとカマキリをよく噛んで食べて丈夫で元気な身体を作ろうと毎日食事した。ネズミの肉には蛋白質という難しい漢字が入っているし、カマキリの緑色には野菜がたっぷり含まれているから俺は無病息災になる。
posted by ヨシノブ at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月10日

電車戦士ロボT491-001


いつもは通勤通学行楽等々の足として走行している車両番号ロボT491-001。
平時はゴトンゴトン、プワァーン、なんて電車やってるけど、大きな怪獣とか宇宙人とか、ウルトラマンが相手にするような輩が現れたらロボT491-001は電車から人型ロボットへ姿を変え、輩と戦うのだ! ウルトラマンなんていないから。いないから造ったの!


ゴトンゴトンゴトンゴトン……。
今日もたくさんのお客さんを乗せて線路を走るロボT491-001。
そこへ緊急通信が入った! 巨大怪獣クワガタトカゲが街で暴れてるそうです!
T491のライトがピカピカッと光る。やるぞ!って感じで。
まずは最寄駅で停車だ。乗客を全部降ろして空にした後、変形!
ウィーン、ガシャーン、ピピピピピ。
ほら、変形した。かっこいいだろう。

飛んだり走ったりしてギュイーンと現場に到着。
殴る、蹴る、投げ飛ばす!
何か生き急いでいるかのような慌ただしさで怪獣を痛めつけるT491。
強いぞ。いや、運転士の勤務経歴に左右される部分はあるな。
今日の運転士はこの道35年のベテランだから強いぞ。
クワガタトカゲもほとんど何もできずにフラフラ。
T491の目がビカビカッと光った!
出るぞ、T491最大の攻撃!
ドドドドドド!!


いやあ、出たね。電車道アタック。
相手に何もさせず土俵の外へ一直線に追い出す決め技だ。
どんなに劣勢でも、最後はこれで勝つなって抜群の安定感がある。

この電車道アタックのエネルギーとなっているのは、鉄道客のイライラ。
T491が怪獣の方へいっちゃうと、電車が1本欠けて遅延するわけでしょう。
ホームで待たされて客はイライラするわけ。変形前に最寄駅で降ろされちゃった客とか。
ヒーローショーで、客から受けた声援が力になって立ち上がるのあるよね。
あれと大体同じ原理で、みんなのイライラが力になっているよ。

でも、イライラが募りすぎるとT491は大爆発を起こしてしまうので、戦いを早く終わらせて、早く電車に戻って運転を再開できるように、ダイヤの乱れを最小限に押さえるべく、あんなふうに慌しく怪獣の相手をしていたの。
T491の運転士は客のイライラを相手に命をかけて戦っているわけでもあるし、客がイライラすればそれだけ駅員が暴力を受けやすくなるので、野蛮人に人質を捕られて戦っているわけでもある。

客がイライラするのは、T491が変形している時ばかりじゃない。
天候や事故で遅れることもあれば、通常通りのダイヤでも通勤通学でギュウギュウ詰めになることがある。すると客はイライラするので、たまに怪獣とか何も来てないのに変形して電車道アタックを空打ちして、爆発を防ぐこともあるよ。これやるとその分ダイヤが乱れるわけだから、イライラの再生産で一日に何度も空打ちする羽目になるし、駅員も普段よりボコボコにされる。
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2016年02月26日

ティッシュマン


世間は自己犠牲や献身のヒーローとしてあのアンパンを見ているけどね、あんなのは大したことないんだよ。あれは、生まれも育ちも恵まれているところに胡坐をかいているにすぎない。
そもそもアンパンとして出生してる。アンパンですよ。みんなに食べてもらえるじゃない。
そんで、パンを汚そうが食べられようが、交換してもらえる。自分で作るわけじゃなく、ジャムバターが交換用のパンをこしらえて、配達して。

おいしいアンパンに生まれて、食べられるべくして食べられる。
補充は全部他人任せ。
お膳立てが整ってて、レールの敷かれた人生をどこまでも行くだけ。
どことなく回転寿司みたいじゃん。
これがあいつの正体よ。


俺は、ティッシュマンのことを考えると、アンパン野郎の影で人知れず人々を救おうとしている本物のヒーローのことを考えると、あの虚像ヒーローを打ち壊して光を当ててやりたい気持ちでいっぱいになるんだ。

ティッシュマンも、お腹を空かせている人たちを救おうとするんだよ。
でも、食べてもらえないんだ。ティッシュだから。
端っこにちょっと醤油やソースをつけてみたり、塩を振ってみたりと、工夫するんだけれど、大抵は食べてもらえない。
それに、食べるときは小さく小さくちぎって、ちょっとずつ食べないといけない。
1枚丸ごと食べようとしたら、とても噛み砕けるものではないし、咽喉に詰まらせてしまうからね。


ティッシュは食べてもらえないんだよ。
だけど、ティッシュマンはお腹をすかせた人を放っておけないんだ!
その空腹を少しでもやわらげようと、我が身を差し出さずにはいられないんだよ!
拒まれても怒られても、それでも立ち上がる。
誰にも褒められない。そもそもアンパンマンに登場しない。
ティッシュの在庫が減ると自分で発注を入れます。


家に何も食べるものがなくて、しかたなくティッシュをちぎって食べた幼い頃。
美味しくはなく、なんの腹の足しにもならない。
そんな有る人と無い人がはっきり分かれる思い出が生んだヒーロー、ティッシュマン。


俺はもういくらお腹が空いたところでティッシュを食べることはなくなったけれど、お腹を空かせた人にどうにか食べてもらうべく、工夫と説得を試みる彼の姿に、小さな小さな声援を送っている。
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2016年02月23日

16/02/10


私は今回こそ田村ゆかりライブに行くつもりだったが、ご存知の通り、
彼女の今後の音楽活動は白紙となってしまった。

もしかしたら、私の今後も含めて、今年のライブが最後のチャンスだったのかもしれない。
行けると決まっていたわけではないが、ちょっと残念である。


契約解除の一報を得た夜、こんな話を佐倉綾音にする夢を見た。
この一件がどれだけ残念であったのかはよくわかったが、話相手があやねるである理由はわからない。

ラベル:
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2016年02月14日

一郎くんは黙っている


土手を歩いていた一郎くんは、足を滑らせて川に落ちてしまいました。すぐに自分で川からあがった一郎くんでしたが、それから様子が変なのです。
あんなにもおしゃべりだったのに、ずっと黙ったまんまなのです。それにご飯も食べません。いつも口を結んだまんまです。
みんなは心配して、ある日とうとう一郎くんの口を無理やりこじあけてみました。
口の中をのぞきこむと、のどの奥に何かいます。
「あっ、ザリガニだ!」
なんと、一匹の大きなザリガニが、一郎くんののどに住み着いていたのです。川へ落ちた時に、ザリガニが口に入ったのを、一郎くんはザリガニが大好きでしたから、こっそり飼っていたのです。
一郎くんのお父さんはザリガニが大嫌いでしたから、一郎くんののどをコンクリートで埋めてしまいました。
静かなところで一郎くんに耳を澄ませてごらん。中からガサゴソ音がしているよ。
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2016年01月30日

16/1/29


詳細は明かせないが、
世の中には金銭的理由による空腹のあまり、
拾い食いして、後で具合が悪くなって、
もしかしたら何かの駆除薬が入っていたんじゃないかと
己の死が間抜けな新聞記事になるところを想像して、
不安になったのを押し隠しながら胃薬を飲み、
結局何事もなくてほっとした人間がいる。


それはさておき、
みんなはヨシノブさんに優しくしてあげよう。
posted by ヨシノブ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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