2016年03月24日

今週の覆面バイカー


目玉焼きに醤油をかけようとしたら・・・・・・。「キャー!」
お刺身を食べようとして・・・・・・。「ウワーッ!」

家々の食卓から、醤油差しが宙を舞い何処へかと飛び去ったのである!
平和な食卓は不思議と恐怖の舞台となり、人々はそれを傍観するしかなかった。
それから30分くらいかな、家によっては15分とか、1時間かかったところもあったんだけど、醤油差しが戻ってきた。
「あー、よかった」「お腹空いたよー」
目玉焼きに垂らして、或いは小皿に注いで刺身をつけて・・・・・・パクリ!
「ギャア!」「ヒャア!」
なんと、醤油差しに入っていたのはウスターソースだったのだ!


怪人ヒグマゴリラの念動力によって、家々から醤油差しが引き寄せられ、それを戦闘員のみんなが醤油を抜いて容器をよく洗って拭いて乾燥させて、ウスターソースを入れて、ヒグマゴリラが念動力で元の家々に戻す。戻されたほうは醤油のつもりがソースでびっくり。
上記のような事件の真相を突き止めた覆面バイカーがヒグマゴリラに殴りかかった。バイカーも犠牲者の一人だったのだ。
(冒頭の刺身食べちゃったのがバイカーだよ)

しかし、ヒグマゴリラ、強い。
バイカーが勝てないとは言わないが、かなり勝つのは大変。
ヒグマゴリラも負けるつもりはない。
「バイカーめ、俺の醤油ソース入れ替え作戦はもうすぐ100件目に到達するのだ。100件までやったら、念動力を充電するために500年の休眠に入る。それまで邪魔はさせんぞ!」
「なになに、ちょっと待って、今何件目なの?」
「きゅーじゅー、ご? ろく!」(後ろの戦闘員に確認しながら)
「うーん、わかった。見なかったことにするから、おわり!」

バイカーは距離を取ると、座り込んで息を整え、ヒグマゴリラの作戦を傍観した。
ヒグマゴリラがムムムと唸りながら手繰り寄せる動きをすると醤油差しが飛んできて、それを戦闘員が捕まえて、入れ替えが終わるとムムムと追い払うような手付きで醤油指しを元の方角へ飛ばす・・・・・・。
他にもっと力の使い道があるだろうと思うが、バイカーは黙っている。

途中で腕のマッサージを挟んで、ついに作戦は100件を達成した。戦闘員から沸き起こる拍手。バイカーも離れたところに座ったままパチパチと拍手。
これから打ち上げだという。バイカーも誘われたが、正義のヒーローとしてさすがに行けない。遠慮するヒグマゴリラに3000円だけ渡して見送った。



別れ際、ヒグマゴリラは悪の怪人らしい台詞を残した。
「500年後、再び俺の醤油ソース入れ替え作戦が各家庭を恐怖に陥れるだろう。グワッハッハッハー!」

「500年後、か・・・・・・」
まあ、500年後の誰かがあいつをやっつけてくれるだろう。それはそれとして・・・・・・。
バイカーは500年後に再開される作戦など、少しも恐れていない。
500年後、この国はどうなっているのだろう。世界はどうなっているのだろう。
醤油がウスターソースと入れ替わることが一大事だなんてのは、曲りなりにも日常が平和の如き皮膜に包まれているせいであって、それが破られた時―――例えば、戦争など―――、一体こんな作戦が齎す恐怖など何だと言うのだ。

バイカーは遠くを見た。
まるで、醤油だのソースだので大騒ぎする500年先の光景をみつけだそうとするように・・・・・・。


posted by ヨシノブ at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ・特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月19日

3/19

俺は生きたままのネズミとカマキリをよく噛んで食べて丈夫で元気な身体を作ろうと毎日食事した。ネズミの肉には蛋白質という難しい漢字が入っているし、カマキリの緑色には野菜がたっぷり含まれているから俺は無病息災になる。
posted by ヨシノブ at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月10日

電車戦士ロボT491-001


いつもは通勤通学行楽等々の足として走行している車両番号ロボT491-001。
平時はゴトンゴトン、プワァーン、なんて電車やってるけど、大きな怪獣とか宇宙人とか、ウルトラマンが相手にするような輩が現れたらロボT491-001は電車から人型ロボットへ姿を変え、輩と戦うのだ! ウルトラマンなんていないから。いないから造ったの!


ゴトンゴトンゴトンゴトン……。
今日もたくさんのお客さんを乗せて線路を走るロボT491-001。
そこへ緊急通信が入った! 巨大怪獣クワガタトカゲが街で暴れてるそうです!
T491のライトがピカピカッと光る。やるぞ!って感じで。
まずは最寄駅で停車だ。乗客を全部降ろして空にした後、変形!
ウィーン、ガシャーン、ピピピピピ。
ほら、変形した。かっこいいだろう。

飛んだり走ったりしてギュイーンと現場に到着。
殴る、蹴る、投げ飛ばす!
何か生き急いでいるかのような慌ただしさで怪獣を痛めつけるT491。
強いぞ。いや、運転士の勤務経歴に左右される部分はあるな。
今日の運転士はこの道35年のベテランだから強いぞ。
クワガタトカゲもほとんど何もできずにフラフラ。
T491の目がビカビカッと光った!
出るぞ、T491最大の攻撃!
ドドドドドド!!


いやあ、出たね。電車道アタック。
相手に何もさせず土俵の外へ一直線に追い出す決め技だ。
どんなに劣勢でも、最後はこれで勝つなって抜群の安定感がある。

この電車道アタックのエネルギーとなっているのは、鉄道客のイライラ。
T491が怪獣の方へいっちゃうと、電車が1本欠けて遅延するわけでしょう。
ホームで待たされて客はイライラするわけ。変形前に最寄駅で降ろされちゃった客とか。
ヒーローショーで、客から受けた声援が力になって立ち上がるのあるよね。
あれと大体同じ原理で、みんなのイライラが力になっているよ。

でも、イライラが募りすぎるとT491は大爆発を起こしてしまうので、戦いを早く終わらせて、早く電車に戻って運転を再開できるように、ダイヤの乱れを最小限に押さえるべく、あんなふうに慌しく怪獣の相手をしていたの。
T491の運転士は客のイライラを相手に命をかけて戦っているわけでもあるし、客がイライラすればそれだけ駅員が暴力を受けやすくなるので、野蛮人に人質を捕られて戦っているわけでもある。

客がイライラするのは、T491が変形している時ばかりじゃない。
天候や事故で遅れることもあれば、通常通りのダイヤでも通勤通学でギュウギュウ詰めになることがある。すると客はイライラするので、たまに怪獣とか何も来てないのに変形して電車道アタックを空打ちして、爆発を防ぐこともあるよ。これやるとその分ダイヤが乱れるわけだから、イライラの再生産で一日に何度も空打ちする羽目になるし、駅員も普段よりボコボコにされる。
posted by ヨシノブ at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ・特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月26日

ティッシュマン


世間は自己犠牲や献身のヒーローとしてあのアンパンを見ているけどね、あんなのは大したことないんだよ。あれは、生まれも育ちも恵まれているところに胡坐をかいているにすぎない。
そもそもアンパンとして出生してる。アンパンですよ。みんなに食べてもらえるじゃない。
そんで、パンを汚そうが食べられようが、交換してもらえる。自分で作るわけじゃなく、ジャムバターが交換用のパンをこしらえて、配達して。

おいしいアンパンに生まれて、食べられるべくして食べられる。
補充は全部他人任せ。
お膳立てが整ってて、レールの敷かれた人生をどこまでも行くだけ。
どことなく回転寿司みたいじゃん。
これがあいつの正体よ。


俺は、ティッシュマンのことを考えると、アンパン野郎の影で人知れず人々を救おうとしている本物のヒーローのことを考えると、あの虚像ヒーローを打ち壊して光を当ててやりたい気持ちでいっぱいになるんだ。

ティッシュマンも、お腹を空かせている人たちを救おうとするんだよ。
でも、食べてもらえないんだ。ティッシュだから。
端っこにちょっと醤油やソースをつけてみたり、塩を振ってみたりと、工夫するんだけれど、大抵は食べてもらえない。
それに、食べるときは小さく小さくちぎって、ちょっとずつ食べないといけない。
1枚丸ごと食べようとしたら、とても噛み砕けるものではないし、咽喉に詰まらせてしまうからね。


ティッシュは食べてもらえないんだよ。
だけど、ティッシュマンはお腹をすかせた人を放っておけないんだ!
その空腹を少しでもやわらげようと、我が身を差し出さずにはいられないんだよ!
拒まれても怒られても、それでも立ち上がる。
誰にも褒められない。そもそもアンパンマンに登場しない。
ティッシュの在庫が減ると自分で発注を入れます。


家に何も食べるものがなくて、しかたなくティッシュをちぎって食べた幼い頃。
美味しくはなく、なんの腹の足しにもならない。
そんな有る人と無い人がはっきり分かれる思い出が生んだヒーロー、ティッシュマン。


俺はもういくらお腹が空いたところでティッシュを食べることはなくなったけれど、お腹を空かせた人にどうにか食べてもらうべく、工夫と説得を試みる彼の姿に、小さな小さな声援を送っている。
posted by ヨシノブ at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ・特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月23日

16/02/10


私は今回こそ田村ゆかりライブに行くつもりだったが、ご存知の通り、
彼女の今後の音楽活動は白紙となってしまった。

もしかしたら、私の今後も含めて、今年のライブが最後のチャンスだったのかもしれない。
行けると決まっていたわけではないが、ちょっと残念である。


契約解除の一報を得た夜、こんな話を佐倉綾音にする夢を見た。
この一件がどれだけ残念であったのかはよくわかったが、話相手があやねるである理由はわからない。

ラベル:
posted by ヨシノブ at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月14日

一郎くんは黙っている


土手を歩いていた一郎くんは、足を滑らせて川に落ちてしまいました。すぐに自分で川からあがった一郎くんでしたが、それから様子が変なのです。
あんなにもおしゃべりだったのに、ずっと黙ったまんまなのです。それにご飯も食べません。いつも口を結んだまんまです。
みんなは心配して、ある日とうとう一郎くんの口を無理やりこじあけてみました。
口の中をのぞきこむと、のどの奥に何かいます。
「あっ、ザリガニだ!」
なんと、一匹の大きなザリガニが、一郎くんののどに住み着いていたのです。川へ落ちた時に、ザリガニが口に入ったのを、一郎くんはザリガニが大好きでしたから、こっそり飼っていたのです。
一郎くんのお父さんはザリガニが大嫌いでしたから、一郎くんののどをコンクリートで埋めてしまいました。
静かなところで一郎くんに耳を澄ませてごらん。中からガサゴソ音がしているよ。
posted by ヨシノブ at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月30日

16/1/29


詳細は明かせないが、
世の中には金銭的理由による空腹のあまり、
拾い食いして、後で具合が悪くなって、
もしかしたら何かの駆除薬が入っていたんじゃないかと
己の死が間抜けな新聞記事になるところを想像して、
不安になったのを押し隠しながら胃薬を飲み、
結局何事もなくてほっとした人間がいる。


それはさておき、
みんなはヨシノブさんに優しくしてあげよう。
posted by ヨシノブ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月24日

16/01/23

大寒波襲来に日本各地で雪の行軍が歌われたであろう昨今ですが、私はガルパン劇場版を経済的事情から1度の鑑賞で我慢していたのに4DXにて公開されることがわかってまた観にいくことにしました。


好きな落語の一つが「たちきり」なのだけど、悲しい話なので2年に1度くらい聴ければいい。それがもう何年も聴いておらず、この数ヶ月の間、たちきり聴きたいなあと思っていたら偶然にもテレビでたちきりの放送があり、喜んだのも束の間、噺家が好みじゃなかった。
彼のたちきりはまだ観たことがなかったので、観る前から嫌わずに、嫌うなら観てからでもいいじゃないかと、魔が差した。
観なければ良かった。
posted by ヨシノブ at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月22日

今週の覆面バイカー


 足元注意!
 ゴリラアリジゴクが
 地獄への罠で笑う
 

あああああっ、その領域拡大速度は恐ろしい!
最初はド根性大根みたいな、地面に怪人が刺さっているよ。って
地方紙のトピックくらいの規模だったのに、それが一週間前かな、
もうグーグルアースで確認できるくらいの穴に拡大した。

その擂鉢状の穴の底で「ド根性大根呼ばわりしていた人間共め驚いたか」と
ニヤニヤしているのが今週の怪人ゴリラアリジゴクだ。
その穴は商店街末端の一角に開いている。

勝手に穴を開けられた地主の山田さんは、柵もあるし、どうせ穴から
出てこないんだから放っておけばいい、って云うけど、何事か起こりし時には
商店街として印象が悪いからどうにかしたい。
穴は大きく深い。底では怪人がニヤニヤ。どうしてくれよう、こいつ。
そしたら山田さんがポツリと「生コン入れよか」って云ってくれたんで、
すぐに生コン工場に電話してミキサー車に来てもらって埋めた。
生コン注ぎ始めたら怪人が真顔になりおったよ。



覆面バイカーは商店街で野菜を買っているときに八百屋からそんな世間話を、
興味はなかったが相槌を打ってあげながら、聴いた。

posted by ヨシノブ at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ・特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月13日

16/01/12

今年の目標は乱歩打明け話のブログへの転載です。

君が成年ホモマンガを読んだりXtubeで女装動画を漁ったり動画投稿者のツイッターを覗いて某シーの拡張される尻穴を心配するのは別にいいのだけれど、たまにはこういうプラトニックなお話にも触れましょうね。

「孤島の鬼」ファン必読。
「孤島の鬼」未読者は先にそっちを読んでいてください。
posted by ヨシノブ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
コメント欄にメールドレス、ホームページアドレスの記入は必要ありません。気軽に無記入で。 スパムメール回避のためにも、メールアドレスをそのまま書き込むのは推奨しません。返信方針についてはこちら