2015年12月13日

劇場版ガールズ・アンド・パンツァー


私の年末最大の楽しみはこのガルパンであって、その昂ぶりから事前に『パットン大戦車軍団』を観たのであるが、これが戦車軍団大活躍映画だと思っていたら大間違いで期待外れ。原題は単に『PATTON』じゃねえかよ。
しかし映画としては、否、ジョージ・パットンという人物は面白かった。

パットンは古風でロマンチストで好戦的な軍人で、高い功績はあるものの、持って生まれた口の悪さが災いし、要らぬ摩擦を起こしては、追い込まれてしまう・・・・・・。
他人事としてみるならば、面白い名物おじさんである。


そんな、俺は戦車映画が観たいんじゃ、というフラストレーションを溜め込み臨んだガルパンこそは大戦車軍団映画であり、「礼節のある、淑やかで慎ましく、そして凛々しい婦女子を育成する事を目指した武芸」大画面に轟く砲撃と駆動の重低音に、俺は映画館に来て良かったと思ったんじゃ。

戦車が大洗を駆け巡るアニメらしい嘘が、羨ましいほど楽しい。この場面を一番楽しめるのは現地の住人である。
嗚呼、ガルパン旅行に行きたいんじゃ。
大洗でちょうちょを見たいんじゃ。

キャラクターとしては河嶋桃にMVPを送りたい。辛さを堪えてよく頑張ったんじゃ。
河嶋の頑張り・集結する仲間・プラウダ組あたりでヨシノブおじさんの目には涙が浮かんでおったんじゃ。



もっと、もっと戦車道の試合を・・・・・・!




一度完結させた物語の枠内へ無理矢理詰め込んだ故の不恰好さは認めるものの、俺は楽しかったんじゃ。楽しかったんじゃ・・・・・・。




映画を観終わり、暫くは楽しい気分でいたのだけど、これで予定中の楽しいことが全部終わってもう何もない(お金もあんまりない)現実に気付いてしまい、忽ち吐き気がするほど気が滅入ってしまった。
家に帰ってガルパン関連サイトを見ています。
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2015年10月22日

愛犬とごちそう


もうまったく許容できない根本的原理から計算されているので物語として楽しめる段階ではない。
犬にそんなもの食わせたらダメだろう! だけで最初から最後まで通り過ぎてゆく。
折々に伝えられるアメリカの食育レベルの低さに、「フィクションだから」では拭えない不信感がある。

(ここに『「子供が真似するからダメ」って禁じるのはダメ。ダメなことをしないように教育するのが大人の役割だから』理論は成立しない。そもそもこれがダメだってわかってない大人がそこそこいるんじゃなかろうかという不信感で私は不安になっている)

私が納得できる結末を考える。
『最後、幸せに結婚式を挙げるのと同時に、不健康な食事で早死にした犬の葬式を挙げている』
「こいつが僕らを結びつけてくれたんだ!」ってジャンクフードを食ってる犬の遺影を飼い主が自慢気に持っているといいね。
ここには常識も不謹慎もユーモアもある。
死にはしないものの終盤につれて痙攣したり足を引きずったりと体調が悪化してゆく、って形だとスマートではない。

(仮に犬が何を食べても平気な生命体だとしても、元のままの物語じゃ面白くない。犬の表情を楽しむにしても、私には可愛くない・・・・・・と私の飼っていた犬を思い出して比較してしまったが、この作品において殆ど食べっぷりでしか犬を描かない手法によって犬の可愛らしさが描けていないのが作品として弱いのではないかと思い当たった)
(↑直接見せているところしか観ないで、その間にあるものを想像できていない貧困な鑑賞眼)
(↑そこまで作品に寄り添いたいと思わせる魅力が私には感じられなかったのだ)

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2015年10月14日

15/10/13



 ベイマックス

この作品に私の好きな要素は殆ど無いのだが、それでも面白かった。面白さの計算式がよく出来ている印象。
ただ、冷静になって粗探しをしてみれば、計算が良く出来ているからこその詰まらなさもある。収まりが良すぎるとでも言おうか。

私は唐突に「踊る阿呆に観る阿呆」という言葉を思い出す。阿呆になれなきゃ踊れないのですよ。



 ハングオーバー

評判がいいので期待したが、私にはまったく受けない。マイクタイソンが出てくるところなんて、逃げ出したいくらいだった。最後に面白い場面があるらしいが、最後まで観ず。
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2015年07月28日

閉幕の言葉



こちら宇宙船。こちら宇宙船。
応答願います。
多分、遭難しています。
窓の外は星の海です。どこにいるのかわかりません。
朝起きたらここにいました。
食料はあります。


こちら宇宙船。こちら宇宙船。
応答願います。
聴こえていますか。
おーい。
見渡す限りの星の海です。昨日と同じこと言ってますね。
もう一度寝たら元に戻れるんじゃないかと思ったけど、戻れませんでした。


こちら宇宙船。こちら宇宙船。
応答願います。
もしかして地球に戻れないんですかね。
困ったなあ。そろそろ僕の誕生日なんですよ。
何か約束があるわけじゃないけど、誰かがプレゼントを用意してくれていたら、どうしようって。
今まで一度も貰ったことありませんけどね。
でもねえ。それがケーキだったら・・・・・・。
おめでとうと言って貰えたこともないけどね。
ああ。早く帰りたいなあ。
せめて誕生日の日だけでも、地球に。


こちら宇宙船。こちら宇宙船。
本当にこれ聴こえてますか?
何の返事もないけど。
今日は僕の誕生日です。そのはずです。
カップケーキがあったので、それにロウソクを立てて火をつけたら
スプリンクラーが作動しちゃいました。ハハハ。
・・・・・・。
地球で祝ってくれようとした人、ごめん!
いないかもしれないけど、ね。
実はまだ、船の中の掃除が終わっていません。びしょびしょです。
ちょっと休憩していたところです。
また、連絡します。


こちら宇宙船。こちら宇宙船。
応答願います。
ちょっと風邪引いたみたいです。
だから布団の中から失礼します。
そういえば、船の時計は今AM10時35分になっているんですけど、これどこの時間ですかね?
もしかしてそっちは真夜中ですか?
みんな寝ているから返事がないのですか?
次はこっちの真夜中時間に連絡します。
おやすみなさーい。








 嫌なことばっかりの世の中だと
 あきらめようとしているのに、
 ああ、まるで私の絶望をからかうかのように、
 不意に素敵なことを見つけてしまうんだ。




映画祭は終わりました。
でも、素敵な映画は終わりません。

世の中には、ほんのちょっぴりだけ、素敵なことがあります。
それで罪深く残酷な世界の帳尻が合うわけじゃないけど、
素敵なことに触れたとき、心は少し救われてしまうのです。

もっと救われていい人のために、
私の映画は何度でも上演されます。

必要なくなる、その日まで。
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2015年07月21日

15/7/20


ワァ〜オ、駅前再開発が無駄だったァ!

そんな不吉な夢から飛び起きた山田源八は駅前再開発を阻止するために孤軍奮闘する!
感動しない奴は人間ではない大巨編3部作。

T
まずは線路を引っ張って駅を立てよう!
役場への説得、近い駅を爆破、鉄道会社への殴り込みなどの運動に戸惑う地域住民だったが、やがて源八の熱意に心を動かされた多くの住民が誘致運動に身を投じる。
飼い犬の死、病気にやられて収穫できなかったえんどう豆などの悲劇に屈することなく源八は運動の最前線に立ち、やがて線路は通り、駅が出来た。

U
線路は通った。駅も出来た。しかし、電車が走らない・・・!?
鉄道会社の意地悪で運転士にお猿さんしか確保できなかった源八たち。お猿さんに電車の運転なんて無理ざんしょ!
あまりの仕打ちに前作で加わった運動家の大半は自殺。
ところが幾つかの不祥事で鉄道会社をクビになった元運転士:春川晴雄さんが現れてお猿さんの運転教習をしてくれることに!
晴雄さんはお猿さんと寝食をともにすることで彼らの心の扉を開き、運転のイロハを丁寧に教えるのだった。
こうして遂に電車の運行が開始されてみんな拍手。墓前に報告も怠らない。バンザァーイ!

V
バナナやイモを投げ与えればそこそこ満足するお猿さんで意外と経営も安定し、ついに恐れていた駅前再開発の話が浮上する。
ここからが正念場であるが、あの夢から飛び起きて早六十年。源八はもうヨボヨボのお爺さんであった。
かつて共に戦った運動家たちは再開発いけいけドンドン派となって若い連中をオルグし、源八は孤軍奮闘するも膝が痛くて死にそう。
しかし再開発に注ぎ込まれる血税を思うと死んでも死に切れず、たびたび心肺停止になり緊急搬送されながらも頑張る源八。
そんな時、再開発への弾みをつけるため鉄道沿線に沿ったマラソン大会が企画され、テレビで全国中継されることになった。
源八は再開発阻止の世論を沸騰させるための起死回生で死亡必至の奇策を閃く。
「再開発すると日本沈没の呪いがかかる」と書いた旗を持ってマラソン大会に出場した源八。そして必ずテレビ中継される上位集団に食い込むことによって日本中に呪いを触れ回ったのである。源八は執念で優勝し、インタビューに「Dead or Alive」と叫んで絶命した。
恐怖にかられた世論によって、役場には再開発への抗議が殺到し、推進派へは闇討ちが相次ぐ。推進派は世論の勢いに流され再開発計画はポシャる。
源八の墓はかつての戦友であり後の宿敵となったドンドン派の生き残りによって落書きされ、打ち壊され、谷底へと突き落とされた。
谷底では源八の墓石へ手向けられたように、誰からも摘まれず踏まれずに美しく咲き誇っている花々が広がっていた。

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2015年07月18日

15/7/17


世の中、己以外は皆他人!
一律無慈悲に皆他人なのだ!
だが、あらゆる他人の中で君だけは特別だった。
君にとって俺は無価値だった。
時間が俺と君を更に突き放す。
その速度は最早地球脱出速度を突破した。
地球外へ放り出される俺。
情けない声をあげて、宇宙を何かにぶつかるまで、或いはどこかの重力圏に捕まるまでツーッと滑ってゆく。
食べかけのラーメンも、冷蔵庫のパンも、次の給料日も、社会問題も明日の天気も、全部地球に置いたまま。
未だ物理学が到達していない論理で俺は加速しつづける。
地球上のすべてが光速に近い速さで離れ行く。
加速するほど離れ行くほど俺は泣いた。
君の事だけは頭を離れないのが苦しくて。
時間や事象の概念が吹き飛ぶ速度の中で俺は後生大事に君の事を無意味に抱え込んでどうしようというのか。
これは毒だ。俺の血肉となってしまった毒だ。
吐き捨てていなければならなかった毒だ。
この毒で俺は死ぬ。亜光速にも宇宙空間にも耐える俺が君という毒で内面から死ぬる。
そう思っていたら宇宙船に衝突して死んだ。
血肉がパッと散った。
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2015年07月16日

15/7/16

寂れた温泉街を復活させようと、温泉を埋め立てて一大遊園地に!
大人気で地域再生は果たされた。やったね!

ところが、温泉の復讐が始まる・・・・・・。 (ギャー!)
徐々に地盤沈下する遊園地の恐怖。
あらゆるアトラクションが地下温泉に繋がってしまい、体があったまるやら湯冷めするやら人類は大パニック!
働かずに一日中温泉に浸かってる従業員多発!

そしてとうとう来てしまったクリスマス。
サンタを乗せたトナカイのソリが、温泉に・・・・・・ザブーン!
腰痛にキクぜ!
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2015年07月13日

15/7/13

今日限りで店仕舞いするは七代続いた村の雑貨屋。
色んな物を売りました。
スケ番刑事のヨーヨー。アメリカンクラッカー。スーパーボール・・・・・・。

あまり流行らない店だったけれども、この店に懸けた一族がいた。
その歴史を時代時代の売り物とともにドキュメンタリータッチで描き出す長編絵巻。

夏場に薄着で団扇を仰ぐお婆ちゃん。店番もそこそこに畑の世話をするお婆ちゃん。
店番中に相撲中継を鑑賞するお婆ちゃん。大一番の時に客が来て迷惑そうなお婆ちゃん。
野球はまだわかるけどサッカーは全然わからないお婆ちゃん。
売り物の棒アイスを食べているお婆ちゃん・・・・・・。

単なるホームビデオの域を出ない自然体の作風が感動を呼ぶ。
アカデミー賞を10個あげたい。
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2015年07月11日

15/7/10

ビリビリビリーッ!
バリッ、バリバリバリーッ!
障子を、襖を破って宇宙人が、日本家屋へ襲来したァー!

枯山水に着陸した宇宙船から降り立った3人の宇宙人。
手入れの整った植木を棒切れでバシバシ叩く!
池から錦鯉を手掴みして齧り付く!
元気いっぱいになって鎧戸を破って屋敷へ侵入した!

人間は逃げ回るしかないのか!
否!
床の間に飾ってある先祖伝来の鎧兜と槍を身につけ、宇宙人どもを討ち取るのだ!
人間VS宇宙人の屋内大決戦が真夜中の日本で生じたことは生き残りのための必然に他ならない!
エイヤー!!
突貫の叫びが彼奴らの内臓へ穂先を導く!
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2015年07月09日

15/7/7

お前に無視されるのはとっても悲しく辛く苦しい。
だからお前を殺してやる!
でもお前が何処に住んでいるのか知らないんだよー、ウェ〜ン。

ナイフ包丁金槌縫い針ペンチ爪切り鋏ドライバーと殺しに使えるようなものを引っ提げて昼夜を問わず捜索!
泣き虫だけど、たまにほんのちょっと勇ましい。
そんな共感を得られにくいヒーローが登場!!

俺にお前が見つけられないように、お前にだって俺は見つからないというかお前は俺に無関心!
悲しく皮肉な運命に寂しくって仕方がない誰かへ贈る、宛先不明でほとんど郵便事故な映画。
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2015年07月05日

15/7/4

ドガバコーン!
お前の実家に戦車が突入することから物語は始まる!
つまりそれまでのお前の人生は全く無意味だったのだ!
よかったな、戦車来て!
追っかけてくる戦車から必死にお前が逃げるロードムービー。
どこの映画賞にもお呼ばれしない、箸にも棒にも引っかからぬ出来!
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2015年07月03日

15/7/2


誰もが心の中に蟹を飼っている!
貴方はそれに気付いていますか?
知らなかったとか飼っているはずがないとか、
そういうことを抜かす奴は蟹の世話をしていない!
心の蟹が死んでるぞ!!
おまえがころしたんだ!
その蟹は、お前がちゃんと面倒見なかったから、死んだのだ!
だからお前は死ぬまで笑うな! 喪に服してろ!
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2015年07月01日

15/6/30

現代人を絶滅させる大型時代劇登場!
理屈はいらぬ! 問答無用で皆殺し!
侍が刀で、農民が鋤や鍬で、商人が金に物を言わせ、ほかにもい〜っぱい時代劇から現代人を、とどのつまりはお前を、殺しにかかる!
宇宙原理の深遠も知らず、始まりの前に何があったのか見たこともないお前らに、これを不条理だなんていえる筋合いはない! 死ね!
現代人亡き地球は俺たち時代劇に任せろ!
だからお前らはドーナツでも食って死ぬのを待ってろ! バーカ!
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2015年06月29日

15/6/29


超特急で過ぎて行く毎日から途中下車で忽ち置いて行かれる私はあの超特急の乗員たちを置き去りにしている私でもある。
残した置手紙だけが彼らに着いて行ける可能性を持っている。
さようなら。
どこの誰とも知らないみんなにさようなら。

私の言葉は全部あなたに届けたかった言葉。
届かないのに毎日あふれてくるの。

私がぽつんと取り残された線路はもう廃線になっていて、歩いても横たわっても轢かれ死ぬことはないけれど、
あふれてくるあなたへの言葉に咽喉を詰まらせて、胸を押しつぶされて死ぬかもしれない。
そうやって死ねたらいい。
死ねないような言葉しか出てこないのがこわいの。
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2015年06月27日

15/6/27


シャワーを浴びている男。背後に何かの気配が・・・・・・。
振り向くと、丸々としたキャベツが宙に浮いているではないか!
「ギャー!」
服を着るのもそこそこに友人の家に駆け込む。
「キャ、キャベツが・・・・・・後ろにキャベツがあった!」
何かの見間違いだろ、何もいやしないって。
友人に引きずられるようにして家に戻る男。
俺が風呂場の中を見てきてやるよ。
そう言って、まだシャワーが出しっぱなしの風呂場を検めた友人は、ボソリと言った。
「・・・・・・おい、俺をからかっているんじゃないよな」
排水溝に、キャベツの千切りが詰まっていた・・・・・・。

今まで、今まで我慢してきたのだ。
もうそろそろ、怒った!!
ついに野菜の霊が人間をびっくりさせたり怖がらせたりするぞ!

寝苦しいと思ったら胸にカボチャが乗っかってた!
たこ焼きにふりかかっているのが微塵切りパセリだった!
道端に落ちていた大根を拾ってたら、いつのまにか消えていた!
ジャガイモから根が生えた!

野菜怪奇心霊現象多発!
いつも頼りにしているお坊さんだの霊能力者だのといった連中も、
野菜を弔ったりお払いしたりするノウハウがあんまり無いものだから、困った困った。


そんな絶望的ホラー映画登場!
野菜売り場が心霊スポット扱いされる末期的恐怖に君は腰を抜かす!

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2015年06月25日

開幕の言葉

「はいやーっ!」
いきなり飛び蹴りで現れたお婆さんに、びっくりしないでくださいね。
このお婆さんは、御滝川チルエ 86歳。
すべての悪い奴と闘っているのです。

お婆さんは、金持ちでも貧乏人でも、偉い人でも偉くない人でも、相手が何者であろうと悪い奴とは全部闘います。

「へいやーっ!」
今、チルエさんから咽喉を握り潰されたのは、曲学阿世を絵に描いたような大学教授です。ちなみに、さっき飛び蹴りで頭蓋骨を割られていたのは覚醒剤を販売していたチンピラです。

こんな具合に、チルエさんはひたすら闘い続けているのです。

批判はあります。そんなことをしても悪を生み出さないための根本的な解決にはならない、彼女が断罪する悪は所詮個人的な判断に過ぎない、彼女自身が法に反した殺人者という悪ではないか、無秩序な悪の排除で生じる混乱やそれに巻き込まれる人々をどうする、とか。
しかし、その一方で支持も受けています。悪を殺害で完全排除することで、その悪がもたらす筈だった被害を完全に排除できている、善なる法や警察や道徳では対処できない悪へ対処するための必然だ、とか。

チルエさんは火薬をいっぱい積んだダンプカーを走らせ、やくざの事務所前で運転席から素早く脱出しました。ダンプカーはそのまま事務所に衝突して大爆発。

チルエさんの振るう暴力は悪を滅する善なのか。
それとも悪を滅する別の悪なのか。
或いは善悪とは違う括りの何かなのか。




そんな話はひとまず置いて、
たまには、素敵な映画を観ましょう。

このブログでは前回より映画祭を開き、私の考えた映画をみなさんに紹介しています。
観た後に、気持ちが、言葉が、余韻が、溢れてくる。
そんな素敵な映画ばかりです。

生きることの内実は、殆どが素敵なことではありません。
その殆どから外れた部分、どれだけ巡りあえるかどうかわからない、
ほんのちょっぴりの部分に、素敵なことは確かにあるのです。

これは、素敵ではないことに押し潰されている、もっと救われていい人のためにある映画祭です。
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2015年06月23日

15/6/22

カエルがシャツにインしたくらいなら害はないが、本作の主人公は転んだ拍子に脳髄がスポーンと飛んで行って偶然にも落ちていた誰とも知らぬ脳髄がスポッと頭にインして新しい自分になってしまった!
元の脳髄恋しや恋し。されど私は私じゃないの。よよと泣き崩れるこの私は一体誰なの!?
己が何者かわからぬまま今や私ではない私として元の脳髄を捜し求めて幾星霜で幾千里。
しかし、もう私ではない私って本当に私なの?
ああ〜、路銀も用立てられず無銭飲食野宿の惨めで本来的な日々!
笑わば笑え。でも、笑われた分だけ傷ついているの。
私の存在は世界中でたった独りの私には狂おしい問題なのだけど、根本的に私も世界も無意味であることを本当は知っているのよ!
何処まで歩いたって走ったって、何処にも行けやしないんだ!
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2015年06月16日

15/06/14

「催眠術だとか超スピードだとか
 そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ」

ポルナレフの能力の売りの一つは超スピードだし、DIOを破った承太郎の能力も・・・・・・。



猿の惑星:新世紀
檻から猿を出そうとして失敗するところなど、話を動かしたい方向への粗末な転がし方が気になる。


MASK2
パワパフはアメリカ人のセンスの良いところで作ったアニメだが、
これはアメリカ人のセンスの悪いところで作った映画。
あまりのつまらなさに30分でリタイア。


デビルマン
例のアレ。面白くないところが一周して妙に面白い、って内容を期待したのだが、
ただただ見所のないつまらなさで不機嫌になる。
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2015年04月29日

15/4/28

とある戦争の最前線。
最重要拠点を巡って激しい至近距離戦闘が始まっていた。この戦闘が戦況を、否、国家の命運を大きく左右する。両軍とも、どうしても退けぬ戦闘であった。
どちらかが死に絶えるまで終わらぬであろう戦闘だが、指揮官から攻撃中止命令が出た。
不可解な状況での中止命令。一体どうしたんだ?

なんと、激しい戦闘の最中をカルガモ親子が行進してきたのだ!
いかなる軍隊であろうとも、これでは中止せざるを得ない。
カルガモ親子は人間様の事情を知ってか知らずか、戦いの激しいところへ進路を向け、その先々で戦闘は中止に追い込まれて行く・・・・・・。


こうして、なんとなく戦争は終わった。




ぼくのかんがえた戦争映画「カルガモ大行進」
カルガモの後を戦車や戦闘機がなんとなくついていったりするぞ!
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2015年02月14日

男たちの挽歌

 男たちの挽歌

安っぽい映像、変にホームドラマっぽい画面。
中高生みたいな仲の良さをみせる男たち。
なんか変、だけど、格好良いところは格好良い。
ドンパチだけの映画ではない。
私は出所後のホーが再会したマークに声をかけるところが好き。


 男たちの挽歌U

妙な展開が続くが、我慢して観て欲しい。
あの終盤の格好良さの前では、それまでの話運びなど全く何にも問題ない!
前作からの続きなので、是非セットで観ていただきたい。

総評:格好良い男とはこういうことだ! というファンタジー映画。



Vもあるが、別物なので観なくていい。
3作の中で一番映画らしい作りになっているが、つまらない。

カウボーイビバップが好きな人にも是非観てほしいし、挽歌が好きな人にはビバップを観てほしい。ビバップの大まかなストーリーは挽歌だし、ところどころ挽歌へのオマージュもある。
宇宙で挽歌と探偵物語(TVシリーズ)にブルース・リーをポツポツ挟み込み、ジャズを基調に菅野よう子をザクザク差し込んでいる
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2015年01月13日

のぼうの城


俺が悪い。時代劇らしさを当然のものと思って観たら、その辺のテレビドラマみたいな芝居で、15分くらい頑張ってみたが退屈に耐えられず寝た。せっかく野村萬斎を起用しておいてこれか。
もう一度最初から観なおそうと思っていたが、もう観ないと今決めた。
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2014年12月25日

チャーリーとチョコレート工場


大きな舞台を用意したはいいけれど、その大きな舞台を生かさずに話も画面もスカスカしているという印象。子供たちの末路も、もっと悪趣味でよかったのに温い。結末も家族愛に落ち着いちゃってがっかり。
チョコレートに群がる東京の日本人たちの姿が東京にしては不自然だったのは、何かのブラックジョークか?
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2014年10月09日

ガメラ

先日放送された昭和・平成ガメラ6作。
平成シリーズは観たことがなかった。

昭和ガメラ第一作、先端がカプセルになっているミサイルにガメラを閉じ込めて火星まで飛ばしてしまうZ作戦。
あんな大質量を乗せて飛ばすことや、あんなに強かったガメラがカプセルを壊さないことが不可解だが、この強引さが許せる味わい。
昭和ガメラは部外者や子供の発案が現場の判断でどんどん採用され、しかもそれが有効であるところが変ではあるが楽しい。

昭和ガメラは結構流血する。血は緑色だが妙な生々しさがあり、子供心にこれが気持ち悪くてガメラは少し敬遠していた。怪獣映画は他にゴジラもあったし、ウルトラマンシリーズが怪獣な欲求に応えてくれるので、ガメラに固執する必要はなかったのだ。
今になってガメラを観ても、特にギャオスの鋭利な光線に片腕に半分切込みを入れられた場面などで、気持ち悪かった感覚を思い出せる。



平成ガメラの感想を一言で記す。

ガメラ
おお、いけるじゃないか平成ガメラ!

ガメラ対レギオン
おお、いいじゃないか怪獣映画!

ガメラ対イリス
そういうことじゃない。



対レギオンで、田口トモロヲが小型レギオンと遭遇する電車の運転手を演じている。
不可解な状況から原因を探ろうとし、レギオンに気づいて驚く、この一連の演技が『鉄男』でメガネの女と遭遇した時のトモロヲの演技とそっくりで笑う。


平成ガメラでは昭和ガメラとは比べ物にならぬほど肉体の損傷描写が詳細になって生物的である。対イリスではガメラの腕先が切断までされる。しかし、あの生々しい気持ち悪さはない。
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2014年04月20日

マン・オブ・スティール


面白味のない優等生。

突き飛ばされた母親へ駆け寄るより先に相手をぼこぼこ殴りにすっ飛んで行ってしまうのは、親子の愛情に重点を置いた物語のなかで方向を誤った。
この誤りについては、マン・オブ・スティールの鋭い感覚で母親が無事だと把握できていた、頭に血が上っていた、って事なんだろうけど、あんな集団の中に母親置いといて集団の一員(それも頭じゃなかったっけ?)を殴り飛ばすのが物語として何事もない(その隙に母親が攫われるとか、何か吹き込まれるとか、報復を受けるとか、母親の安全より怒りを優先してしまったのを後悔するとかがない)ってのはさ、何事だって思うんだよね。

力を注いだ戦闘場面も、わくわくしない。
殴られるとビルを貫通して飛んで行く。物理現象としてその通りなんだけど。
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2014年04月10日

バトルシップ



公開当時よく名前を聞いていたから、面白いのかなと思ったら面白くなかったけど、戦艦って英語で BATTLE SHIP でいいんだと勉強にはなった。
(こうは書いているが、波で動きを読む・ミズーリを動かすあたり15分くらいは面白かった。後者についてはこの映画というより、終盤に新型でぶつかった壁に旧型で挑む式の物語が好きなせいである)

宇宙で生命がいそうなところに信号を送ってみたら宇宙人の先遣隊がやってきて、交渉の余地もなく地球側を攻撃する(でも先に攻撃したのは地球側じゃなかったっけ?)のでやっつけた。という映画。

この手の米エンターテイメント映画らしい映画で、それだけだった。
対象の近くに寄せていた画面を一気に引いて全体を映してドーンって感じの「どうだ、凄いだろ! 面白いだろ!」的な、CG技術を自慢したい中高生かのような主張の感じられる場面が幾つもあって辟易した。構図もいちいちわざとらしい。
冒頭の「こいつ、馬鹿で滅茶苦茶な奴だけど、どうだい、愛すべき人物じゃないか」と主人公を紹介する件もまったく俺は嫌いだこんなもの。

最後は地球を救ったーとハッピーエンド一色に染まっていて(当然主人公とヒロインのラブロマンスがくっついてるぞ)、先遣隊潰した後にもっとやっかいな部隊が送られてくる不安が微塵もなかった。ばか。続編作りたいんだろうな。宇宙人の詳細が明かされないのも続編材料だと思う。



軍事演習の見学に来ていたプロレスラーたちが宇宙船に乗り込んで大暴れして地球を救う。(軍人たちは敵の根城の入り口を開くところで戦力が尽きてしまう)
勿論、レスラーの引率はスタン・ハンセン。日本のレスラーも参加させよう。前半は若手が活躍するが、敵の強い奴は出てくるやら数で押してくるやらで歯が立たなくなり、そこへ遅れて駆けつけたロートルレスラー(引退選手含む)がドカンドカンと大活躍! (でも藤原喜明は関節技で地味)
日米レスラーのツープラトンなんて見せ場も。
今思いついたこっちの方が比較にならない程面白い。絶対こっちがいい。
ユニバーサルスタジオはこのアイディアを買いとれ!
宇宙人と戦う力士ってのもいいなあ。



ナガタが浅野だと全く気付かなかった。
でも15年くらい前にトークショーで本人見たことあるよ。

posted by ヨシノブ at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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