「みそ」の強引な訪問販売でトラブル多発
クーリングオフが適用されないことを利用した「みそ」の強引な訪問販売が県内で増加傾向にあり、県消費生活センターは注意を呼び掛けている。
昨年度の相談は一昨年度の1件から8件に増えた。
みその悪質な訪問販売は全国でも相次いでおり、経済産業省は7月にも「みそ」をクーリングオフの適用対象品目に指定する見通し。
同センターによると、相談は県北地方で7件、会津地方で1件あった。
業者が民家を訪問し、家人がちゅうちょしているにもかかわらず、みそを強引に売りつけたり、みそ8キロを市販価格の約3倍の2万3000円で売りつけたケースがあった。KFB福島放送
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200706126悪い人なら悪い人同士のコミュニティがあるはずで、そこは荒くれ者が集う酒場みたいなところだと私は思っているのだが、そういうところでこういう人は肩身が狭いのではないかと思う。
「おう、お前ら、今日の稼ぎはどうだったんだぜ」
「今日は五軒も空き巣をやって大もうけしたぜ」
「俺は今日も麻薬を大量にさばいて大もうけしたぜ」
「おい、そこの新入りさんよ、お前さんはどんな悪どいことをしているんだぜ」
「へぇ、手前はみその押し売りでさあ。試食をさせて家人がちゅうちょしているにもかかわらず、みそを強引に売りつけてやるんでさ」
「みそかよ」(もはや戦後ではないのに、という目つき)
「みそかよ」(わざわざ知らない家に押しかけて無理やり買わせるのがみそかよ、という口ぶり)
「みそかよ」(悪ぶってるわりに妙に素朴なもの売ってやがる、という顔つき)
「……みそです」(泣いてはいけないと思っても涙が溢れている)
可哀想に、みそ売りは二度とこの店に行けなくなってしまった。
でも、きっとこういうランクが集う酒場もちゃんとあるのではないだろうか。
「なあ、みんな、今日の稼ぎはどうだったかい」
「今日は消火器が五本も売れて、すごくうれしいよ」
「僕も今日は
オレンジがたくさん売れて、とても気分がいいんだ」
「あの、はじめての方ですよね。失礼ですが、貴方様はどのような御仕事をなさっているのですか」
「はい、わたくしは味噌の訪問販売をしております。味噌8キログラムを市販価格の約3倍の2万3000円でお買い上げしていただいております」
「味噌!」(殺伐とした現代に味噌という温かみのある商品を売るとは妙案、という目つき)
「味噌!」(味噌ならば毎日でも使っていただける、という口ぶり)
「味噌!」(お年寄りに喜ばれそうな商品でいいじゃないか、という顔つき)
「……はい!」(母さん、これまで無気力で何をやっても続かなかった俺だけれども、やっと続けていきたい仕事が見つかったよ。俺、日本一の味噌売りになりたい。いや、必ずなるよ。いつか大企業を押しのけて、日本の味噌販売シェアの95パーセントを俺個人が占めるんだ。もちろん母さんにも買ってもらうよ。俺が丹精込めて売る味噌だもの、食べてもらいたい。母さんだけには、市場価格で売ってあげるからね。父さんの
仏壇にも供えておくれよ。うれしいなあ。やっと親孝行が出来
そうだよ。今まで僕を育ててくれてありがとう。苦労をかけっぱなしだったけど、これからは楽をさせてあげるからね。はは、なんでだろ、泣くようなことじゃないのに、なんで、涙が……!)
この話を読んで、私は「味噌の押し売りお断り」と書いた
ステッカーを今まさにドアに張らんとする手を止めた。先ほどまで味噌の押し売りを親の仇のように憎んでいた気持はすっかり萎んでしまい、替わりに己を恥じる気持がわいてきた。親に仇を為しているのは、先日、半年振りに帰った実家で年老いた両親に向かって「風邪を引いていると言っているだろうが!」「頭が痛くて気持が悪い!」「うがああああああ」と癇癪を起こした私のほうじゃないか。愚かな私の罪滅ぼしにために、彼を手助けしたい。何が出来るだろうか。何かをやらなければ。
以上が、私の家に「味噌買います」と書かれたアドバルーンが設置されるに至った経緯である。
そして、オレンジ売りの後日談がこれである。
福島・二本松市で高齢者を狙い刃物をちらつかせ、オレンジを強引に売りつけた男逮捕
カッターナイフをちらつかせ、オレンジを強引に売りつけた男が逮捕された。
押し売りにあった被害者は「77歳まで生きてきて初めてあった。カッターナイフをちらちら見せたりして、風呂場まで追っかけてきて、『買え買え』って」と話した。
高齢者を狙い、オレンジを押し売っていた男は、77歳の女性には16個で2,000円、さらに77歳の男性には113個で1万3,000円で売っていた。
押し売り等防止条例違反の容疑で逮捕されたのは、福島市の青果販売会社社員・佐藤義幸容疑者(28)。
高齢者を狙った強引な手口を被害者自らが語った。
被害者は「安いんだから『買え』って。『買わないうちには帰らない』って」、「(仕方なく財布を出すと)『金入ってるじゃないか。それだけあるなら1箱くらい買える』と。『1万4,000円だ』と言うから、『おれは買わない』と。そしたら『運び賃が欲しい』とカッターナイフをちらちら見せて」と話した。
被害者の男性は結局、オレンジ113個を1万3,000円で買わされてしまったという。
オレンジなどの生鮮食品は、クーリングオフの対象外で、そこに目をつけた卑劣な押し売りに、男性は「77(歳)まで生きてきて初めてだ。捕まってよかった。あとの被害者は出ないからせいせいした」と語った。 FNN HEADLINES
http://www.fnn-news.com/headlines/CONN00112397.html
posted by ヨシノブ at 00:12|
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