2006年10月08日

民主党ってこういうことだったのか会議

民主党ってこういうことだったのか会議   洋泉社


2006年6月30日発行。別冊宝島シリーズと同じような構成(複数のライターが各章を担当)・デザインの本。どっちが本家なのかは知らぬ。

本屋で手に取ってパラパラと捲ったら、「菅直人√伝説」の詳細が載っていたので思わず買ってしまった。
この伝説は、ヤフーのイベントでチャットに登場した菅直人氏が√を言おう(書こう)として、円周率を言ってしまったというもので、あまりの馬鹿馬鹿しさに私はあまり信じておらず、調べもしなかった。
ところが、この本によると2003年に起こった事実であると書かれている。こういう書き込みであったという。

 √を覚えています? 私は暗記していますよ。3.1519……

これはあまりにも……。√と言っても「人よ人よに人みごろ」「人並みにおごれや」「富士山麓オーム鳴く」と色々あるだろう。√何を言いたかったか知らぬが、円周率。それも間違ってる。「3.14」で計算していた世代だろうに。

この本は民主を小馬鹿にしている内容だが、その小馬鹿のスタンス(とは言っても、これは執筆陣の一人、中宮崇のスタンスであるが、本書全体に通じているといっていいだろう)は「自民は卑しく老獪であるが、民主は幼稚で馬鹿」であり、自民持ち上げ本ではない。(が、結果的には自民に得?になってしまうわけだが……)


河村たかし独占インタビュー記事もある。
河村氏には永田メール事件の際に奇妙な理論を唱えていたので幻滅してしまっていたが、このインタビュー記事は永田メールに触れていないせいか、二大政党無意味論、議員民営化論など面白かった。(私の不見識故に見落としている理論の穴があるだろうことは自覚している。)
経済についても語っていたが、私は経済のでかい話については全くわからない。

11 :無党派さん :2006/03/31(金) 20:47:15 ID:TEiUoRcT
河村三大理論

1 エルメス理論:偽物の包み紙でも中身は本物のエルメスのバッグの可能性がある

2 チャンス理論:民間人でも疑惑をかけられたら即座に国政調査権を発動し、プライバシーや個人情報をテレビで公開して冤罪を晴らす機会があるのは素晴らしい

3 ABC理論:A(堀江被告)を告発するのにB(Aの周辺の人物)が作ってCに示したものなら偽物とは言えない



「小沢一郎の生き方」と題した章があるが、内容がもうひとつ。もっと文字は入るのだから、もっと踏み込んだ内容を。

「魁!松下政経塾」。恥ずかしながら名前のみで詳しい事は知らなかったので勉強になりました。魁男塾は全巻読みました。男爵ディーノ最後の戦いが好きです。

「お笑い民主党党首列伝」。前原氏の項目にはこういうことが書いてある。
前原はなくなった父が裁判官であったと各所で語っているが、実際には裁判所の庶務係長である。あの黒衣を纏って判決を下す仕事ではなく、裁判所の事務作業をしていたのだ。この職歴詐称疑惑について代表定例会見で質問された前原は「現在、調査中」と逃げた。
で、この質問をしたのがこの項目を書いているライター。この回答に納得できず(当たり前だ)に再三挙手したが、進行役の細野豪志は見て見ぬ振りをしたという。
あと、野田佳彦は「野田佳彦は現在の西郷隆盛だ!」と言ったらしい。(自民党ベテラン秘書の話)
西郷は焚き火の不始末により山火事を起こしたことがある。野田も永田という火種で民主山を大火事にしてしまった。

大月隆寛が民主党議員の公式サイトを紹介してその人物評をしているコーナーがある。
そこに細野豪志も紹介されている。今や渦中にある細野議員だが、この本掲載時はまだモナのモの字も出ていない頃である。
「バカ民主期待の星が軒並み自爆する中、政治家芸能プロ民主党の新たな救世主として出現してきたイケメン細野」「ナルちゃん度高めなのは明らかなのでいずれ正体が現れるはず」と評されているが、大月もこんな形で正体が現れたのはちょっと意外ではなかったのではなかろうか。

最終章は大月隆寛が〈いま・ここ〉、〈リアル〉、など〈 〉を使った、なんだかサブカル評論みたいな文体(こういうの何ていうの?)で色々書いているが、そういうもったいぶった書き方じゃなくて、はっきりすっきり書け、と思う。そうですよ、私は頭が悪いですよ。面白い事は書いてあるんだが。





あと、ところどころに挟まれているしりあがり寿の四コママンガ「地球防衛家のヒトビト」(朝日新聞から転載)はいらない。
昔、何を思ったか、古本屋でしりあがりの時事ネタ四コマ単行本を買ってしまったのを思い出した。面白くなかったなあ。だいたいあの手の一頁に四コマ一本という掲載形式が気に食わん。二本載せるべし。ページの無駄使い。
posted by ヨシノブ at 02:14| Comment(1) | TrackBack(1) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ヨロシク<(−−)>
Posted by カタセ at 2009年07月23日 12:04
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