2016年09月08日

もうすぐこち亀最終回を読む私たちは。

こち亀の連載終了の報を受けて、自分が時代の目撃者や歴史の証人という存在になっていることに気付きました。

こちの最終回などという歴史的瞬間に立ち会うんですよ、私。
こち亀なんてのは当然あと10年続いて50周年特別本が出るのだろうと思っていたところなのに、こち亀の最終回なんて私が死んだ後になると思っていたのに、今月中にもう終わっちまう。あのずーっと続いていたマンガが。終わるんですって。40年ぶりにこち亀のないジャンプになるんですって。

この先生まれてくる人類たちは、『こち亀が連載されているジャンプ』を知らないんですよ。アーカイブや知識でいくら追いかけたって、あのいつでも載っている安定感、単行本を読み返して掲載号の頃を思い出すあの感覚、そういうのが断絶した世代が始まるのです。


「長老様、昔のジャンプにはこちら亀有前葛飾区公園派出所ってマンガが載ってたんでしょ? 長老様もお読みになっていたの?」
「おお、読んでおったよ。タイトルはちょっと違うがな。ほっほっほっほ」
「すごい長期連載だったって本当?」
「本当じゃ。何しろ40年じゃからのう」
「40年も!」
「その間、一度も休載なしじゃ」
「わあ、すごーい! 休載といえば冨樫が引き合いに出されがちだけど、それは多くの人からハンタは連載作品だと認識され続きを待ち望まれているからこそだ。それにひきかえ、萩原のバスタードはいったいどうなってるんだ。ソーシャルゲームも1年で終了したろ。」


こんな具合に、私たちが時代の目撃者や歴史の証人として後生への語り部となるのですよ。
タモリが平日の昼間に生放送で歌っていたこと、ドラえもんがのぶ代だったこと、のりピー語の流行などを未来に伝え、やがて宇宙の全てを記録する人造アカシックレコード計画が着手された折には、【マンモスうれピー  意味:すごくうれしい】などと手抜かりなく入力されるように取り計らうのが私たちこち亀の最終回に立ち会う人類の使命です。





posted by ヨシノブ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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