2015年04月29日

15/4/28

とある戦争の最前線。
最重要拠点を巡って激しい至近距離戦闘が始まっていた。この戦闘が戦況を、否、国家の命運を大きく左右する。両軍とも、どうしても退けぬ戦闘であった。
どちらかが死に絶えるまで終わらぬであろう戦闘だが、指揮官から攻撃中止命令が出た。
不可解な状況での中止命令。一体どうしたんだ?

なんと、激しい戦闘の最中をカルガモ親子が行進してきたのだ!
いかなる軍隊であろうとも、これでは中止せざるを得ない。
カルガモ親子は人間様の事情を知ってか知らずか、戦いの激しいところへ進路を向け、その先々で戦闘は中止に追い込まれて行く・・・・・・。


こうして、なんとなく戦争は終わった。




ぼくのかんがえた戦争映画「カルガモ大行進」
カルガモの後を戦車や戦闘機がなんとなくついていったりするぞ!
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2015年04月25日

お尻みせマン





悪の組織ダークランバーが送り込んだ怪人ドリルヤマミミズが東京の地下で大暴れ。地盤は穴あきチーズのようになってしまった。
ドリル「キュキュキュキュキュ! 人間どもの文明を根底から崩してやるわ」
嗚呼、このままでは東京が崩壊してしまう!

???「お待ちくだされ! お待ちくだされ!」
ああっ、あの膨らんだスカート姿は我らがヒーロー、お尻みせマン!!
(何ていうのか知らないけど、ベルばらのアントワネットのドレスみたいな、こう、日常生活では着ないタイプの膨らんだスカートだよ!)

お尻「ここはひとつ、あっしのお尻に免じて収めてくれやせんか」
ドリル「キュキュ! お前の尻如きでダークランバーの計画を止めるわけが無かろうが!」
お尻「そこを何とかお願げえしやすよォ、旦那ァ」
ドリル「そこまで言うなら、ちょっと見てやろう」
お尻「ありがとうございやす!」

お尻みせマンはスカートの裾を少し上げて、ドリルヤマミミズをその中に招き入れた。このスカートはお尻みせマンが自ら捲らない限り中が見えることは無い。ひらひらしている割には鉄壁のガードを誇るのだ。

ドリルヤマミミズはスカートの中で体育座りをした。このスカートは外部の電磁波やら念力やらを全く遮断するので、中は真っ暗だし透視に類することも不可能である。

お尻「それではよござんすか、よござんすか」
ドリル「ええい、さっさと見せんか!」
お尻「それでは、いきやす。エレクトリカルパワー!」

お尻みせマンの発電能力によってスカート内のLEDが点灯し、尻が照らし出された。
ドリル「ほう、これはこれは・・・・・・!」
お尻「ひえっ、お触りはご勘弁願いやす!」
ドリル「おお、すまんな」


ドリル「・・・・・・あれだけの尻を見せられたのだから、ここは引き下がってやろう。さらばだ!」
お尻「ありがとうございやす。ありがとうございやす」
お尻みせマンは深々と頭を下げて怪人を見送った。





悪から人々を守る数多の戦士たち。そのほとんどは正義や平和を掲げつつも、結局、高い殺傷能力を発揮する武器や技を依代として、悪を暴力で追放する。
そんな在り方に疑問を持ったのがひとりの戦士が居た。彼は戦士としての身の振り方に苦悩していた或る日、何気なく尻を掻いて天啓を得た。
 これだ――。

彼はこうしてお尻みせマンとなり、行き届いた手入れと天性の尻で多くの悪を制してきた。
だが、尻を見せられて引き下がる悪人ばかりではない。怒られたり、そもそもシアター(お尻みせマンは自分のスカートの中をそう呼ぶ)に入って貰えなかったりすることも珍しくない。つねられたり叩かれたりもする。
お尻みせマンは尻に免じてもらうよう懇願するしかないが、こうした相手がそれを聞き入れることはなく、最後は他の戦士が駆けつけて、暴力で悪を制するのだった。

『お尻みせマンが力を振るえば助かったのに』『あいつはふざけているのか』『尻でどうにかなるんだったら、いつでも尻を出しておけ』
実は、そんな風に反発を抱いている人々は少なくない。戦士たちの中からも反発がある。
しかし、そんなやり方では、力で人々を抑えつける悪と同じではないか! ふざけてこんな尻ができるか! いつも出していたらプレミア感が無くなるではないか!

お尻みせマンが戦う相手は悪ばかりではない。安易な暴力による制圧を望む、悪を憎みすぎた善良な心とも戦っているのだ。
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2015年04月23日

「わー、宇宙人の軍団が攻めてきたー」



襲来した宇宙人に人類は立ち上がりましたが、
まったく歯が立ちません。
このまま人類は絶滅しちゃうのかな?

「ピギー」「ピグー」「ピギギー」
あっ、宇宙人たちが苦しんでバタバタと死に始めたぞ。
どうしたんだろう?

HGおじさん「宇宙人たちは、地球の微生物に対する免疫が
なかったので、死んでしまったのだよ」

なーんだ、そうなのか。
地球は救われたんだね。めでたし、めでたし。



「うぎゃー」「うぐぐー」「うぎぎ」
あれ、今度は人類がバタバタと死に始めたぞ。
HGおじさん「どうしたんだろう?」

????「人類は宇宙人が持ち込んだ微生物への免疫が無かったので、
死んでしまったのだよ」
なーんだ、そうなのか。
HGおじさん「こりゃあ一本取られたな。あっはっは」













(この3人は既に死んでいて、生身の人間とは違う段階の意識を持っているため、
宇宙人襲来や人類絶滅-そこに或る苦しみや悲しみ-を大したことだと思っていない)

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2015年04月21日

おげんきですか


あなたが これを よんでいるころ
わたしは しんでします
しんでいると おもいます
いつよむのかしらないから たしかなことは いえません
しんでると おもうのだけど どうかな
もしかしたら いきているかも しれない
いきていそうだな
いきているな
でも あんがい しんでいそう
しんでいる うたがいが のうこうになってきました
しんでいる
しんでいますね わたしは
しんでる
しにました
しんでいますよ
あなたが これを よんでいるころ
わたしは しんでいますよ
すでに しんでいるのです

どこにも いばしょがなくて
だれにも ひつようなくて
いなくていい わたしが いなくなるには
しぬしか なかったのです
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2015年04月16日

博士マン


ぼくのかんがえたヒーロー

 博士マン



「わー、怪獣キングラドゴが暴れているぞー」
「助けてくれー」

「ギャオオオーン!!」
巨大怪獣が暴れまわり、街は大パニック。
街のピンチに、博士マンが駆けつけた。
博士「・・・・・・」

もじゃもじゃの白髪、口ヒゲ、分厚い丸眼鏡、白衣、カバン。博士マンは身長が165cm、体重54kg。無口な研究者気質のヒーローだ!

博士マンはしばらく怪獣を見上げ、カバンを開けてると、色とりどりの液体が入った小瓶から緑色のものを選んだ。それを注射器に吸わせ、怪獣から逃げ出す群衆の一人を捕まえると、慣れた手つきでその腕に液体を注射したのである。

「うわ、うわ、うわあおお!」
注射された人物は歪に膨れ上がって巨大化。博士マンはその巨体に潰されないように距離をとると、レポート用紙へ巨大化した様子を懸命に記録し、写真を撮った。
ほとんど人間の姿を留めない『何か』は、怪獣に向かってヘドロのようなものを吐き出した。それは怪獣の肉を溶かし骨を焼き、ついに怪獣は倒れた。『何か』はなおもしばらく街にヘドロを吐き散らしてから、もとの人間に戻った。
しかしその姿は、『何か』の姿を留めて歪んでいる。

博士はその一部始終を記録し、激しく何度も頷くと、足早に何処へと去って行った。街は、地球は救われたのである。
「平和が戻ったぞ!」
「ありがとう、博士マン!」

怪獣や宇宙人によって、地球が危機に瀕したとき、博士マンは必ず駆けつける!
博士マンが何の研究をしているのかは、誰も知らない。
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2015年04月14日

15/4/13


脳髄に愛想をつかされてた挙句、寝ている間に脳髄から逃げられた哀れな男。
逃げた脳髄を追って無銭飲食・無賃乗車などを繰り返す。犬に追いかけられもする。
自作の筏で海を渡ろうとしたが、転覆して海に放り出される。救命胴衣を着ていたが、鎖帷子も着ていたのが災いして徐々に沈む。
このままでは死んでしまう!
しかし、お留守になっている頭に浮力が発生したことによりぷかぷか浮いたのである。
おでこから下は沈んでいたので死んだ。
posted by ヨシノブ at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月12日

15/4/11

脳があんまり詰まっていないから無能なのだ。頭の中に隙間がある。
その隙間にカマキリが卵を産みつけた。
霊長の温もりによって健やかに孵化したカマキリたちは、
生まれながらに頭の中に囚われているのである!
しかし、細く小さいカマキリたちだが、無能人間の足らぬ頭脳で朽ち果てるほど弱くはない!!
カマキリたちは無能霊長類の脳を突き引っかき刺激することで、自らを搭載する人間に餌を調達するよう指令を送った。脳からの勅令を受けてこの無能人間はカマキリの餌となる蚯蚓、蝶々、蝉、飛蝗、蛙、蜥蜴、芋虫などをもりもり食べた。彼には自分がそれらを食べる理由などまったくわからない。
食べられたそれらは彼の血肉となり全身を回る。
昆虫や小動物で構成された彼の体。頭の中において君臨するカマキリたちはその肉を食み、体液を啜り、人体は生ける養分の城と化した。
こんなことが可能なのか?
可能なのだ!
もう生きていてもしょうがない彼の体は、人間世界から放逐されてカマキリの王国となりカマキリの巨大な僕となったのである!
これは幻想か現実か地獄か。いつでもカマキリの蠢く細かな振動が頭の中から全身を揺する!


振動は徐々に大きくなっている。カマキリは大きく成長するから。
成長するカマキリたちには、相対的に頭の中の空間が狭くなっている。
やがて、殺し合いが始まる。狭すぎる領土を取り合って。摂り過ぎては瓦解する養分の配分を巡って。
今までみんなで生きてきたのに。
思い出も言葉も無くカマキリ同士で殺しあう。
こんな残酷があるなんて誰も知らない。だから誰もこのカマキリたちのためには泣かない。この残酷を頭に頂いている人間ですらこの残酷を知らないで、不可解な心境で蜘蛛を頬張ったり蜂の幼虫を吸い出したりしている。
殺し合いはいつか終わって、生き延びたカマキリが卵を産むだろう。
予め残酷が課された卵を。
ヨシノブは死ね!
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2015年04月10日

15/4/9




わたしの首、あなたの首、幼い頃に一度だけ出会ったあの子の首。
みんな晒し首で待ってるよ!
地獄ヶ淵首塚ランドは年中無休で喪中も休まず営業中。

posted by ヨシノブ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪奇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月07日

15/4/6


母方の祖父が死んだ。
それでバタバタしてブログの更新もままならかったわけだが、老衰で御年九十八の大往生だから、祖母が穏やかに「長い間お疲れ様でした」と言うくらいで、集まった親戚縁者一同も「死ぬときはこうでありたいね」なんて言い合う和やかな雰囲気。


私は手伝いのために祖母の家に泊まった。
その深夜3時ごろだろうか、ガタッっと音がして目が覚めた。物音が続く。
音は祖父の眠る部屋から聴こえてきた。
嫌な気分ではあるが、確認しないわけにはいかない。

祖父が廊下をゆっくりと歩いていた。
……もしかして爺さんは、まだ死んだことがわかってないんじゃないか。
恐怖と切ない悲しさで、私は隠れて見ていることしか出来ない。
祖父はそのまま便所に入って、しばらくして出てくると、ちゃんと棺の中に戻って自分で蓋閉めた。
ああ、爺さん死んだことちゃんとわかってるんだーって安心した。蓋が少しずれてたから直してあげて、また寝た。
posted by ヨシノブ at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪奇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月01日

15/3/29

あと1週間くらい更新できません




 * * * * * * * * 


あいつ、「俺は駄目な人間だ、生きていちゃいけない、死んだほうが良いんだ」って独り言を漏らすようになって、自分から死んじまったんだ。
確かに要領の悪いところはあったけどさ、悪い奴じゃなかったよ。失敗をしないように、失敗すればそれを取り戻そうと、努力してたのみんなわかってたし。
だから、お前は駄目じゃないよとか気にすんなよとか、みんな声をかけてたんだけど、本人があれほど苦しんでいただなんて、ちゃんと気付いてやれなくて、助けになれなくて、すごく、悲しんだよ。あいつを一番傷つけていたのは、何もわかっていなかった俺たちだったんじゃないかって。


葬式も終わって、骨を墓に納める時ね。
あいつ、死ぬ前にタイマーで反魂の術を仕掛けていて、それで生き返ったんだよ。俺たち何にも知らされてなかった。家族も知らされてなかったから葬式あげちゃったんだよ。遺書とか何にもないんだもん。さすがにこれは、要領が悪いにも程がある。
死亡届とか色んな手続きを進めていたからさ、その訂正で面倒なことになったり、あとあれ、あいつ骨壺割って出て来たんだよ。残った骨からぐんぐん再生して壺の内側からパーンって割って急に出てきた。それがちょうど墓の中に骨壺置いたところだったから、周りにあった御先祖様の骨壺を幾つか割っちゃってさあ。中身飛び散っちゃって、その後始末というか御供養しなきゃいけなくなったんだよ。
親は泣いたよ。嬉し泣きではない方向で。
だからあいつ、生き返った瞬間から家族とは険悪なの。


俺たちも複雑な気持ちになったよ。生き返って良かったという気持ちはあるけど、何の説明もしないで人騒がせなことしてるんじゃねえよ、とか、振り回される家族への同情、とか、一度は死なせてしまった申し訳無さ、とか。
本人はケロッとしていて、しかも、一度死んだことで自分の存在に対する禊が全て済んだつもりらしくて、態度がでかい。
それどころか、死を選んだほどの謙虚で健気で立派な自分って意識があるみたいで、死んでない他の連中を見下したような振る舞いが目立つ。

もうあいつ死んでくれないかな、ずーっと。いつまでも死んでてほしい。


posted by ヨシノブ at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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