2011年02月25日

11/02/24


世界のこぼれ話:「カツカレー」が「キャットスープカレー」、英国で言い間違い多発

 [ロンドン 22日 ロイター] かつて英国人がテークアウトする料理といえば「フィッシュ・アンド・チップス」が定番だったが、今では世界中のさまざまな料理も人気となり、そのせいで注文時に「言い間違い」が多くなっているという。

 配達サービスを行う「JustEat.co.uk」が今月受けた顧客8783人からの注文では、言い間違いのトップだったのは日本の「カツカレー」。電話で注文する際、「キャット・スープ・カレー」と言ってしまうケースが多いという。

 「言い間違い」のトップ10は以下の通り。

1.キャット・スープ・カレー(カツカレー)・・・Cat Soup Curry (Katsu curry)

2.カンフーチキン(カンパオチキン)・・・Kung Fu Chicken (Gung Po Chicken)

3.1トンスープ(ワンタンスープ)・・・One tonne soup (Won Ton Soup)

4.ウォーガン・ジョシュ(ローガン・ジョシュ)・・・Wogan Josh (Rogan Josh)

5.ハシシ・ケバブ(シシ・ケバブ)・・・Hashish Kebab (Shish Kebab)

6.ポルノせんべい(エビせんべい)・・・Porn Crackers (Prawn Crackers)

7.ピロウ・ライス(ピラウ・ライス)・・・Pillow Rice (Pilau Rice)

8.ビーフジミーチャンガ(ビーフチミチャンガ)・・・ Beef Jimmy Changa (Beef Chimichanga)

9.チキン・ジャル・フレンジー(チキン・ジャルフレジ)・・・Chicken Jal Frenzy (Chicken Jalfrezi)

10.クリスピー・アクロバティック・ダック(クリスピー・アロマティック・ダック)・・・Crispy Acrobatic Duck (Crispy Aromatic Duck)


http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-19682220110223?pageNumber=2&virtualBrandChannel=0&sp=true

怪しげな調査だが、カツカレーが英国でも(こういう調査のトップに来る程度には)根付いているというのが意外だった。エビせんべいも食べるのか英国人。カツカレーを注文したつもりが、キャット・スープ・カレー(尾頭付)で吃驚。明日は部活の試合だから験を担いでカツを食べたかったのに〜という英国人が多発している。カツ丼を頼んだら猫おじや。


これを機に、英語に関する私の密やかな疑問をぶつけたい。
Join us という言葉がある。これは Join assというかJoint ass (Jointは陰茎の俗語でもあるらしい)というか Enjoy ass 的な意味の隠語として使われてはいないのだろうか。
Come and join us!でバッチコーイ!とはならないのだろうか。事情通の回答待つ。
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2011年02月24日

11/02/23

先日の日記を読み返して、やはりマイミク申請は見なかったふりをするのが正解だったのではないかと思うが、どうか。

NHKが無縁社会なるキャンペーンをやっているのでNHKはそういうことにしたいんだろうと思っていたところに、先日その特集番組があったのだがどうせろくな番組じゃないだろうと思って観ないでいたら、案の定ろくな番組じゃなかったらしく取材を受けた人々から過剰演出をされたと不満の声が上がっているとのことで、殊にネットを通じた縁を否定的に描いているとかでちゃんちゃらおかしい。私はオフラインでの友達状況こそ散々だが、オンラインでは、というよりこのブログを通じて、みんなと心が繋がっているもの。固い絆で結ばれている仲間って感じ。みんなもそう思ってるよな? (答え:思っていません。)
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2011年02月22日

11/02/13


大きな魚を取った漁師が家に帰って、妻にフライにするように言うと妻は「油が値上がりして家にない」と言う。ではトマト煮にしろと言うと「トマトが高くなって買えない」。なら焼けばいいと言うと「ガスの値上がりでボンベが空」▲怒った漁師が魚を海に投げ返すと、水に戻った魚が叫んだ。「ムバラク大統領万歳!」。−−「ノクタ」とはこの手のアラブの風刺小話である。その最大の産出国といわれるエジプトの反政府デモの拠点タハリール広場では、ノクタの掲示板ができて人々が群がった


毎日新聞:余禄 2011年2月13日
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20110213k0000m070082000c.html





 大漁  金子みすず
 
朝焼小焼だ 大漁だ
大羽鰮の 大漁だ。
浜は祭りの やうだけど
海のなかでは 何万の
鰮のとむらひ するだらう

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2011年02月21日

付き合いで連れていかれた先がアニソンクラブイベントという事実

では、扱いづらい男シリーズ最新作です。
去年の話。あれから鍋野氏と何の接触もない期間が1年以上続いた或る日、知らない番号から電話がかかってきたので訝しながら出たらこれが鍋野氏で、例の件では申し訳ありませんでしたとか何とかで始まって、近いうちに飲みに行きませんかというのでメールの遣り取りして日取りを決めて、これに行ったわけ。

参加者はこの二人の他にもう二人。どちらも鍋野氏の人脈で、前に何度か私も会っている。その日は所用があり、飲み会は私だけ遅い時間からの参加。やあやあどうもお久しぶりで、なんて言いながら駆けつけ一杯と食事をしながらの近況報告で、何の流れかもう忘れたが、私は少し論語の話をした。ロンゴ?と反応が鈍かったので、これですよ!と岩波版金谷治訳論語を取り出して見せるまでした。

あまり時間が経たないうちに鍋野氏がじゃあそろそろ行きますかと言うので、何処へ行くんですと訊くと何やらという催し物があるという。その旨は伝えてあると言うが、はて、ああ、あれか、そういえばメールに何かある旨が書いてあった。書いてはあったが、おじいちゃんのヨシノブにはちと意味がわかってなかったの。文面は写さないけれど、とにかくヨシノブおじいちゃんはそのメールに書かれた文章が知らない文化圏の符牒か暗号だと思って、どうせ当日になればわかるのだからと意味がわからないまま放っておいたんじゃ。

店を出て、4人でぞろぞろ街の派手な方へ歩いてゆく。飲み屋街の喧噪を避けるようにして入った雑居ビル。その通路の先にあったのが、表題となっている「付き合いで連れていかれた先がアニソンクラブイベントという事実」だったのだ。
ファンタジーな格好をした受付嬢に木戸銭を払うと手の甲にスタンプを押され、店の内部に。店内は狭いわけではないが、多くの客でごった返している。イベントは既に盛り上がっており、ステージに向かって客が飛び跳ねている。DJとターンテーブル、何かの恰好をした踊る数人の男女でステージは満員。壁にかかったテレビには、大音響で流れる曲に合わせた加工映像が流れている。曲は今の20代が観ていた(観ている)アニメとニコニコ動画の人気曲を中心にリミックスしたもの。
おじいちゃんはクラブなんて初めてで、心の準備も出来ていなかったから困惑していると、鍋野氏が気を使って飛び跳ねる客のところまで私をひっぱっていって、隣で跳びだした。モッシュがどうだとか言う。後の二人はもう客の群に溶け込んで跳ねている。ここは私のいる場所ではないような気がするものの、なんでも見てやろうの精神で覚悟を決め、数度跳ねてみると、やはりここが私の場所でないことが急速に理解出来た。鍋野氏を置いてそろそろと飛び跳ね集団を抜け出て、少しうろうろしてする。あ、これは昼休みみたいだ。校内をただうろうろして潰した友達のいない昼休みだ。教室にも校庭にも楽しそうなみんながいて、僕は遊ぶ友達がいないから、何か用があるふりをして、知り合いのいない上級生や下級生の階まで歩いて、たまに外へ出て、校庭の端の体育用具室の裏を通ってみたり、プールの後ろを通ってみたりする。追いかけっこをしているクラスメイトが、僕のすぐ傍を走り去ってゆく。笑い声を残しながら。……。何でこんな記憶があるのだろう。ステージから最も遠い壁際が、ぼんやり立っていることを許される唯一の避難場所だと発見して、壁に寄り掛かって佇む。

二三度鍋野氏の導きで客のなかへ入って行ったが、馴染めずにすぐ離脱して壁際の置物と化した。大分時間が経った頃、私たちはビルの外に出た。周辺には夜風に当たるイベント客が屯している。鍋野氏が知人を見つけたらしく話し込みはじめたので、私は周辺をぶらつくことにした。ここは地域で一番の飲み屋街であり、夜遅くてもまだまだ活気がある。その中をコスプレしたまんまのイベント客がうろついていたり、コンビニで買い物をしていたりする。嗚呼。
何処に居ますかと鍋野氏からメールが来た。ビルの前に戻ると三人が待っていて、またクラブに入ると言う。ビルの通路を三人の後について歩きながら、これでいいのだろうかと思っていると、前を向いたまま鍋野氏が「クラブで平塚さんが爆発しているところが見たい(大意)」と言った。話の感触では過去に何か私がやらかしたらしいが、何を指しているのかわからない。少し変な人だと思われている気配がある。何故だか急に気が大きくなって、三人の後をそっと離れてビルを出た。断りもなく居なくなるなんて大人として有り得べからざる行為だが、私はそれまで大事に持っていた何かを投げ棄てて、暗雲立ち込める自由に向かって飛ぼうと思った。

ここには愛がないと思う。(我ながら身勝手な愛だと思うね。アニメは俺に愛されたいのだろうか?)他のイベントがどうだか知らないが、ここはアニソンが好きというよりも、アニソンを手段に大騒ぎしたいだけ、それもクラブでイベントというオシャレ気分で天下御免に調子こいたオタクの集まりであるように見えた。女の絵を表示させたipadを掲げて跳んでる馬鹿に、おいアレipadだぜと阿呆が指差す地獄のようなハイセンス。受け狙いのつまんねーコスプレで壇上に登る自信満々の顔付をした厚顔無恥。そんなものに沸く客。マンガのコスプレでクラブ周辺飲み屋街を闊歩するお祭り気分。私がこれまでに行ったことのある同人誌即売会もコスプレ撮影会も水木一郎堀江美都子ライブも、こんな集まりではなかった。
私はNHKラジオ「今日は一日アニソン三昧」を朝9時20分から夜1時までカセットテープにエアチェックしながら聴いて、「お、今回のラストは『バリバリ最強ナンバー1』かあ。当時はなんて恰好悪い曲だと思ったが、今聴くと元気がよくて良いアニメソングだなあ」と独りで思っているのが一番いいのだよ。そう、しみじみと思った。でもアニソン三昧のゲストコーナーは最低でも7割くらい削って欲しいっす。

飲み屋街から離れた静かなところに街灯とベンチを見つけ、論語を開いた。私に孔子の説く道は歩めない。それでも論語に惹かれるのは、論語という物語には、人間はこのような理想を抱けるのだという希望が描かれているからだ。
頁を捲って先哲の姿に思いを回らせていると、鍋野氏から電話。何処に居ますか、某所近くのベンチにいます、イベントまだ長いのでもう帰りますか、そうですかじゃあそうします。私は鍋野氏たちがイベントから引き上げるなりイベントが終わるなりするのを待つつもりでいたのだが、どうやら予想よりも長丁場になるらしいので素直に帰った。

後日、鍋野氏から先に帰らせてすまないと謝罪するメールが届いた。そんなことは構わない。だが、中国思想で簡単な初心者向けの本があれば教えてほしいとも書かれており、これに煩悶した。四書五経を薦めたいところだが、私は論語しか読んだことがない。それだってきちんと勉強したわけじゃないから、適切な注釈本がわからない。荘子は面白いのだが四半ほど読んだところで休止を入れたらそのままになってしまい、まだ再開していない。そういえばあの日、論語を持ち出すついでに知ったかぶりで荘子は万物斉同がどうのとか言ってしまっていたのを思い出す。小さい頃に持っていた中国の古典「さいゆうき」は、字が大きくて絵が多く、簡単に読めるのだが、どちらかというと思想初心者よりも日本語初心者向けの本だった。二日煩悶して、それらしき本は論語しか読んでいませんと正直な返信をした。以降鍋野氏の連絡はない。鍋野氏のmixiページでは、未だに私がマイミク登録されたままである。


ヨシノブはとても面倒で無益で嫌な奴だとわかっていただけただろうか。困ったことに弁解の余地がない。かなりまずいと思う。
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2011年02月20日

11/02/18

ブー、ブー、という不快な音が鳴り止まない。どこから音がするのかと探してみると、部屋の隅に置かれた筒状のごみ箱が発信源らしい。底にぴったり収まって、大きな蜘蛛が入っている。ごみ箱を床の間まで運んで置き(何故?)、蜘蛛が這い出してきたので、いつの間にか持っていた細い箆(先端に何か膨らみが付いている)で打ち殺した。ごみ箱の裏からカニとエビとヤシガニが一緒になったような奇怪な生物が出てきたのに気付く。体長40cmほど、両手でなければ持ち上げられないであろう重さを感じさせ、色は茹でたカニのように赤と白、全体的に丸っこい形で、六本の足を胴体からなるべく離さぬように動かす。硬くて厚そうな殻。音を出していたのはこいつに違いない。危険な生物なので殺さなければならない。だけど私は、間違えてしまった。
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2011年02月19日

35-1

ゴーカイジャー、冒頭の過去34作の歴代戦隊が大集合している画、同じ画面にいるリュウレンジャーとゲキレッド、レッドターボとレッドレーサー、背中合わせのカクレッドとハリケンレッドという組み合わせ(それぞれ拳法、車、忍者ががテーマの戦隊)が嬉しい。ゴーカイジャーの長い殺陣もよかった。ゴーカイジャーは歴代戦隊に変身してその技が使えるという反則じみた能力がある。シリーズが35作目でゴレンジャーに始まるスーパー戦隊シリーズが35周年を迎えた記念の反則らしいが、35ってそんなに記念的な数字だろうか。今は1年ごとに新作をやる(ゴレンジャーは2年、ジャッカー電撃隊は低視聴率で打ち切り、その後1年はシリーズ休止とwikipedia)のだから、50作目で50周年とか100作目で100周年とか55周年で救急戦隊ゴーゴーファイブをやるとかならわかるのだけれど。商業的にそういうのやりたい気持ちはわかるけど。さすがに歴代ロボは登場してくれないだろうな。
私が好きな戦隊はいろいろある(ろくに見てないのもいろいろある)が、すぐに三つ挙げるとなればダイレンジャー・デカレンジャー・シンケンジャーでしょうか。
シンケンは志葉家当主の男が赤リーダーで、他色がその家臣という組織なのだが、シリーズ後半、実は当主の男は影武者で、本物の当主である姫(ちゃんと変身もする)が登場するという驚きの展開があった。アイデンティティを失った赤男、赤男が気になり姫との関係に戸惑う家臣。姫は悪い奴じゃないのだが、従者の爺が嫌な奴で当主に仕えていることを笠に着て尊大な態度を取る。赤男が当主でないことに問題が生じるなか、どうなるのかと思ったら、大人の解決策が出た。姫が赤男を養子にして志葉家の正式な当主にしてしまったのだ。個人的には意表を突かれつつも納得したが、子供たちに展開の意味はわかったのだろうか。デカレンは石野真子と犬上司がたまに活躍するシリーズ最高峰の名作。平常心のダイレンジャー。マスクマンの宙に浮く谷隼人。メガレンジャーの城麻美。ギンガマンの水谷ケイ。
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2011年02月18日

今週の収支報告

先月のMVPは小室直樹の『数学嫌いな人のための数学 数学原論』です。小室の或る本を山本夏彦が採り上げて、これを子供の頃に読んでいれば算数嫌いにならずにすんだものを(うろ覚え)、と悔やんでいたので、私も興味を持ち本屋で探したり探すのを忘れたりしておったのですが、これで思い出しました。
年末には真人間の生活を思い知らされ打ちのめされましたが、先月もまた『「グズ病」が完全に治る本』『戦略的グズ克服術』『朝しみこむ力 青汁と21種の野菜 20袋』と大人の真人間らしいラインナップで気力を失いました。しかし『ママクラブ・参観』が売れていたので少し安心しました。グズ病治った?













マルコビッチ大白抜き




    こんばんは。火野正平です。
    ナナさん、一行さん、見てる〜?

 


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2011年02月16日

死んで当然らしい

大手新聞が寄稿ではなく自分の看板で、政治家を名指しして馬鹿と言い放つように読める記事を載せたのは珍しい、と読売新聞の編集手帳を紹介したばかりだが、甘かった。
日経新聞2010/05/29社説は、「罪万死に値する失政である」で始まっていたという。五月末決着の言も虚しい、鳩山由紀夫首相の普天間基地を巡る行状を評してのことである。(追記:私は知らなかったように書いているが、当時このブログで取り上げていた。失念。)

個人名でのコラムならともかく、新聞の社説が、1人の政治家に対して罪万死に値するなんて激烈な怒りを込めて書くことは極めて稀というか、私は他に記憶になかったからです。おそらく、空前絶後の表現だろうなと思っていました。

国を憂い、われとわが身を甘やかすの記:新聞2紙に「万死に値」と指摘された鳩山前首相…
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/2155323/

それが、先日の『抑止力は方便』に代表される鳩山由紀夫前首相の戯言を受けて、琉球新報2011/02/14社説がこう書いた。

これほど言葉の軽い政治家を見たことがない。そして、自らの言葉に無責任な人も。政治音痴の素人政治家が国を動かし、国民を翻弄(ほんろう)し、政治不信を高める。万死に値する大罪だ。

「抑止力」は方便/政治音痴の素人首相 政治不信と混迷を増幅
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-173465-storytopic-11.html

この段の小見出しも「万死に値する大罪」とあるから、鳩山前首相に対して強く使いたい言葉なのだろう。万死に値する罪ならば、その罰は死刑が妥当であるはずだ。
一方でこんな社説も書いている。

死刑が刑罰として必要か。死刑という制裁で被害者は癒やされるのか。なぜ日本には終身刑がないのか。日本の再犯率の高さは、受刑者の更生や規範力を高める「教育刑」としての刑罰の在り方に疑問を抱かせる。死刑存廃も含め、傍観者的ではなく、わが問題として考える時がきている。

裁判員死刑判決 極刑の重圧と是非の論議を (2010/11/19)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-170274-storytopic-11.html

 刑と罰の均衡、犯罪予防の観点などから死刑選択がやむを得ないと判断するか否か。
 遺族の被害感情を重視すれば極刑の選択に流れかねない。一方で、残虐性が否定され前科や再犯の可能性がなく、更生が見込めるとの心証を得れば極刑を回避し、無期懲役という判断にもなろう。
 死刑廃止を求める声は根強い。冤罪(えんざい)の誤審が過去少なくない中、死刑は取り返しのつかない事態を招く。死刑存続の声は犯罪への応報刑主義に立つ。
 刑罰を「更生」と犯罪予防に重きを置く目的刑主義、教育刑的な観点からみると、日本の入所受刑者の再犯率が5割を超える現状には疑問を呈さざるを得ない。刑務所が「教育」刑よりも「応報」刑に重きを置き、更生支援の取り組みがなおざりにされている証左ではないか。
 冤罪を生む密室での取り調べの可視化、再犯者を減らす刑執行の在り方も含め、凶悪犯罪と極刑裁判を減らすためにも強固な防犯対策と司法改革を急ぎたい。


裁判員制度 極刑減らす司法改革を 2010/11/30
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-169606-storytopic-11.html

死刑が必要であると主張するならまだしも、これまでこういうことを書いたうえに言葉の軽さや無責任を非難した文脈のなか、万死に値する大罪なんてのは、本気にしろ言葉の綾にしろ、琉球新報が使うべき言葉ではない。中岡艮一は原敬を殺した。鳩山前首相が新たな中岡艮一の手にかかった時、同じことが言えるか。言えて、死刑存廃云々にも筋を通したことが言えたら、私はこのブログで琉球新報が自身の言論を曲げなかったことを褒めます。日経も。

ばん‐し【万死】
1 生命の助かる見込みがないこと。また、命を投げ出すこと。「―を恐れず」
2 何度も死ぬこと。「罪、―に値する」
  (デジタル大辞泉)

▼本には原田さんらが死刑反対のビラ配り中、通行人の男から「遺族の気持ちを考えたことがあるのか」と罵(ののし)られ、メンバーが「こちらが被害者遺族です」と原田さんを紹介すると、男はその場を立ち去るという場面が出てくる▼原田さんは同情だけで死刑賛成と言ってほしくない、遺族として犯人の謝罪と償いを受ける「被害者権利」確立の必要性、さらにその機会を奪うことにもなる死刑の意味を考える重要性を訴える▼感情だけにとらわれたまま被害者遺族の前から立ち去った男と同じように、国民の多くが死刑制度の問題点について考えようともしない、思考停止状態に陥ってはいないだろうか、と指摘する原田さんの言葉は重い。

金口木舌 2006/10/22
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-18216-storytopic-64.html


褒めますなんて書いた私だけど、NHKの討論番組で「僕は死刑廃止論者だけど、ブッシュは八つ裂きにしたいと思ってる」と発言した男を見た時には笑ってしまいました。今思い出してまた笑っています。彼は自分の気持ちに嘘をつかない御人なんでしょう。


鳩山発言に対し政府の対応、そして鳩山氏の真意は……。

政府は火消しに躍起となった。首相は14日夜、記者団に「海兵隊を含む在日米軍全体はわが国の安全に重要な役割を果たしている」と強調。枝野幸男官房長官も「海兵隊が沖縄にあることが極東の安全に寄与する」と語った。

なぜ鳩山氏は首相の後ろから鉄砲を撃つような発言を続けるのか。
 鳩山氏周辺は「菅氏は副総理だったのに鳩山氏が普天間で一番苦しんでいる時に『われ関せず』と逃げ、ちゃっかり後継に納まったからだ」と打ち明ける。「私と小沢氏が身を引いたから首相になれた恩を忘れている」との思いもあるようだ。ある野党幹部は「鳩山氏は民主党のオーナー意識が抜けない。消費税率引き上げなど自分が示した方向と異なることをやるのは許せないのだ」と解説する。
 今月9日、鳩山氏は日印関係の国際会議への協力要請のため、安倍晋三元首相と会談した際、首相についてこう愚痴った。
 「あの人は本当に何を考えているのか。変な人です。せっかく(自分の政権で)よいことをやっていたのだから、それを続けていただきたい」


産経新聞:普天間問題 海兵隊の抑止力「方便だった」 鳩山氏は「政権最大の難敵」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110214/plc11021422380010-n3.htm
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2011年02月15日

11/02/14

ネットの思わぬところで知人の名前を見る。知りたくなかった話が……。

ニコニコ動画よりメール来たる。或る動画を再生した回数が私でちょうど2525回だったそうで、その動画宣伝が出来るとか何とか。宣伝せず。かわりにこれを。



I want to see this monkey in an horror film(コメント欄より)
ホラーも頭を過ったが、ホラーというか、デビット・リンチが合うと思う。

wikipediaのリンチの項目にはこんな記述があった。
熱烈なコーヒー嗜好者であり、自ら豆を有機栽培して、それを自身のホームページで販売している。

そのコーヒーのCMがこれらしい。


デビットリンチ公式ページ。
http://www.davidlynch.com/
現時点ではこのページでの販売はされていない模様。website coming soon と書いてあり、音楽の販売とリンチ本人ツイッターへのリンクがある。

リンチコーヒーの販売をしているSnowbrightさんのページ。
http://davidlynchcoffee.co.uk/index.html
コンタクトのページには、リンチ自らによる動画があります。very very good coffee だそうです。


682 :彼氏いない歴774年:2011/02/02(水) 07:40:15 ID:2aM5tpqJ
好きな男子のアルバム写真を拡大コピーしてお面つくって、うちの猫にかぶせてみました。
彼が懐いてくるのが嬉しかったけど、うんこをしてるの見てたら涙が出てきました。
あーん、彼と付き合いたい。


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2011年02月14日

過去からの手紙

久しぶりに開けたメールボックスにmixiから届いたのがあって、おっかなびっくり開いてみたら、・ マイミクシィ追加リクエストが1件あります!・ 新着メッセージが1件あります! このメールは、「mixi」に登録いただいているユーザーの皆さまへ送信しております。ただし、コミュニティニュースの配信を受け取っていない・長期間ログインをしていない方限定で不定期で送信しております云々。
ただでさえ知り合いが少ないのに、知らないニックネーム。誰だろう。きっと、手当たり次第に声を掛けてマイミク登録者を増やしている病気か業者だな、とインターネット上級者の私は即座に見抜いた。1年くらい前にもこんなメールが届いたことがあったが、不逞の輩に違いないと思って無視した。
今回はメッセージもあるというので、重い腰を2週間くらいかけて上げた私は果敢にもmixiへ入ってみた。パスワードを忘れていたので変更した。

私のページに、マイミク追加を希望するメッセージが届いている。公開制限がかけられている日記が読みたいと書いてある。自己紹介文の情報が少なく誰かわからない。文面から考えてこれは病気のほうだな。
そういえば1年くらい前に追加希望を出した奴はどんな奴だったのだろう。過去のメールを開き、添えられたURLに飛んでみた。あれ、さっきの奴をマイミク追加するか否かのページに飛んだぞ。こういう仕様なのか。いや、これは。

1年前にマイミク申請されたとmixi運営が送ってきたメールを、私は迷惑メールの類だろうと思って無視していたのである。この申請がmixiトレイに残った状態で1年が過ぎ、mixi運営が、トレイに申請残ったまんまだぞ、とメールを送ってきたのが2週間前なのである。だから、それぞれの申請者は同一人物で、申請は1年前の1度きりなのだ。前回のメールでメッセージに触れられていなかったのは、通達仕様が今と違ったのだろう。実際にログインして最新メッセージの日付が1年前であることを確認した。更に彼のマイミクが私と共通していることを示すデータを発見したので、何の繋がりもない人物ではないはずだが誰と断定はできない。

私はmixiの敷居が高くなってしまってから普段ログインすることがなくなったし、ブログをやるのが精いっぱいでmixiの日記までは手が回らない。自分の書いたものを管理できない状態が嫌だし、いつまでも絶縁状が残っている(書いたのは今から2年前)のも心苦しいので、少しあったmixiの日記を半年ほど前すべて非公開にした。更新の予定はない。

さて、どうすればいいのだろう。どうせmixiにログインしないのだから1年遅れで追加してあとはログオフ知らん顔しておけばいいのだろうが、相手はどう思う。無視され没交渉になっていた相手から突如追加されて、おまけにこいつはmixiに来ない。
何も見なかったふりをするのが大人ではないかと思うが、どうか。

君の助言は今暫く待ってほしい。実は、まだ書いていない扱いづらい男シリーズの新作がある。ここに申請の彼は出てこないが、共通マイミクが出てくる。私がオフラインのmixiコミニュティでどう振舞ったのか、その最新の無様まで考慮して、身の振り方を助言していただきたい。

と、ここまで書いておいてひっくりかえすが、多分私は一度目の通知で何らかの繋がりがある人物と気づいていたのだと思う。彼の周辺人物に絶縁状を書いていたので対応に困って、何日も困っているうちにすっかり忘れたのだと思う。日記をいじりに行った時も、マイミク申請がmixiホームに通知されているのだから誰だろと色々考えて繋がりに気付いたはずで、やはり対応に困って、何日も困っているうちに忘れたのだという気がする。あ、私が日記をいじったのは、日記を読みたいという動機でマイミク申請されていたので、もう公開するつもりがないのにこのような期待をされては困る、というのが大きな後押しになり、先述した理由もあって公開制限していた日記を全部非公開にしようと決意したからだ、と思い出した。あの時はどこの誰とも知らん人から申請来たと思っていたような気がする。よくおぼえていない。よくおもいだせない。

夜になってこのように追記しているうちに、4キログラム1000円のスパゲッティと800グラム210円のスパゲッティと500グラム100円のスパゲッティではどれが一番安いかを暗算しているうちに出た昼間の知恵熱が引かないせいで、考えるのも困るのもすっかり面倒になって、マイミク追加してしまいました。では一番高いスパゲッティはどれでしょうか。答えは1000円のスパゲッティです。みんなの助言待ってます。




私のmixiはいつも留守です。内密の話、記事とは関係ない内容でコメント欄に書きにくい話、中身のない話、当ブログ右サイドバーのメニュー『メッセージを送る』よりどうぞ。稀に記事内で返信することもあります。文末に「非公開」と書いてあれば記事に取り上げません。(この機能、シーサーブログ利用者じゃないと使えないっぽい)
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2011年02月13日

11/02/12

2月11日付 編集手帳
 対陣する双方の大将が武器を持たず、単独で馬に乗って出て行って話をする。古代中国では「交馬語」と呼んだらしい。中国文学者、高島俊男さんの『三国志きらめく群像』(ちくま文庫)に教えられた◆政権党内に大将が二人いるのがそもそも奇天烈な話だが、きのうの菅首相と小沢一郎・民主党元代表の会談もいわば「交馬語」に違いない。民主党の代表でもある首相が自発的な離党を促し、小沢氏はこれを拒否した◆「刑事被告人」となる前も、なった後も、国会で疑惑の説明を拒みつづけた小沢氏は、離党うんぬんの以前に、議員でいる資格があるかどうかさえ疑わしい。首相は首相で、証人喚問に煮え切らない態度をとりつづけ、小沢氏に好き勝手を許してきた責任がある◆多事多難のときに何をグズグズ…と、誰しもあきれよう。馬から降りるべき“灰色大将”と、どうやら馬術も初心者の“仮免大将”は、手を携えて国を傾けていることに気づいていない◆木を見て森を見ない政治を、何と表現するのだろう。たしか、頭に「馬」の付く漢字2文字の言葉があったような。度忘れして、思い出せない。

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20110210-OYT1T01109.htm

暈しているとはいえ、大手新聞が実名の政治家に向けてストレートに馬鹿と言い放つ(ように読める)のは珍しいのではないか。部外者が寄稿する中でならありそうだが。馬鹿の二文字は、「馬鹿馬鹿しい」や「馬鹿な真似」とは威力が違う。


 ニワトリの翼にある3本の指は、人間で言えば人さし指、中指、薬指に当たると考えられてきたのは間違いで、鳥類の祖先とされる恐竜の前足と同じ親指、人さし指、中指だと分かった。東北大の田村宏治教授らが指の形成過程を詳細に分析し、11日付の米科学誌サイエンスに発表した。
 発生生物学の教科書を書き換える研究成果で、最古の鳥類「始祖鳥」の化石発見以来、150年間にわたる論争に決着がついた。
 田村教授は「化石の研究では鳥類の恐竜起源説が有力だったが、発生生物学では翼の指が恐竜と違うとして否定する意見があった。20年以上研究してきて、この矛盾の謎がようやく解けた」と話している。

 (以下略)

時事通信:鳥の翼、3本指の謎解明=親、人さし、中指と判明−恐竜起源説裏付け・東北大
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011021100062

ティラノサウルスに羽毛が生えていた(幼体のみ?)という話も聞く。ティラノサウルスは巨大な鶏肉だったと考えていいのだろう。(成体で体長12m前後。初登場した時の大豪院邪鬼が約17m。)
つまり、昔はティラノサウルスの砂肝の塩焼き、ティラノサウルスの軟骨の唐揚げなどが居酒屋のメニューに載っていた可能性があり、ネギマに挟んでいたのもティラノサウルスの肉だったらしい。ティラノサウルスのつくね。皮はあまり美味そうにみえないので、当時は焼鳥に鶏皮はなかったと思われる。ぼんじりがでかい。


葬儀で僧侶に包む「お布施」。その一部を、僧侶が葬儀業者に渡す仕組みがあることが朝日新聞の調べでわかった。読経の「仕事」を紹介してくれた業者に対する一種のリベートとみられる。お葬式の舞台裏で何が起きているのか。
(中略)
 かつては地元の葬儀業者が「うちで手伝わせて下さい」と頼んで来たが、檀家の減少に伴って読経の依頼も減り、立場が逆転した。「檀家は先祖代々引き継がれてきたので、さしたる『努力』をしなくても食べていけたが、今では普通の自営業者と同じ。寺の存続のためにはやむを得ない」
(中略)
 千葉県柏市の会社員の男性(59)は一昨年、市内の斎場で父親の葬儀をあげた。広島県にある菩提(ぼだい)寺と付き合いが無くなり、斎場側に同じ宗派の僧侶を紹介してもらった。「戒名料」として20万円を僧侶に包むと、お通夜でのお経は20分で終わった。斎場の係員に「20万円は最低ランクですから」と言われ、翌日に「お車代」として10万円包むと、告別式での読経は40分に延びたという。

朝日新聞:葬儀業者、僧侶から「仕事紹介料」 お布施の4割の例も
http://www.asahi.com/national/update/0210/TKY201102100549.html

千葉県柏市の件を一読して高いと思ったが、僧侶をそれなりの芸人だと思ってみよう。20万で20分、プラス10万で40分、読経以外でも葬儀の間は暫く居て握手のひとつもしてくれるだろうし、少しくらいトークもしていくだろう、そう考えると相場としては結構妥当な金額だと思う。
まだ不服な人は、一流歌手に置き換えてみるといい。仮にジェームス・ブラウンを招いて、映画ブルースブラザーズで彼が演じたファンキーな牧師を20分やってもらうとする。このソウルフルな20分間貴方の家6畳間プライベートライブが、たったの20万円! プラス10万円で40分間!
帝王JB木魚を叩いて It's A Man's Man's Man's World! (私のリクエストです)
参列者を総立ちにするGet Up!
遺族も気分はI Feel Good!
JB、棺桶飛び乗り華麗なステップGet On The Good Foot!
故人も成仏Soul Power!
マントショーもしっかりやって、JBは帰っていった。なんて魅惑的な葬儀だろう。
多分実際に来るのは芸人でもJBでもない、つるっぱげですけどね。
高い御布施を包ませてI'm A Greedy Man! なんちて。
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2011年02月11日

最も必要な政治改革は何か

長年日本の政治を見てきたが、あまりにも緊張感がないと言わざるを得ない。特にその長たる総理大臣に緊張感が欠如していることは実に嘆かわしい。如何にこの現状を打破し緊張感を持たせるか。その改善案をここに示す。

そもそも総理大臣が一人というのがいけないのだ。総理は唯我一人なんて思っているから政治が疎かになる。だから、もっと総理大臣を増やして、やるかやられるかの体制を作る必要がある。具体的には、国会議事堂内にリングを作り、政策ごとに総理大臣同士が闘う。勝った総理の政策が通るのだ。議員の責任問題などもリングで決着をつける。これで長々と国会論戦などという冗長な茶番劇をやらずに済む。全試合真剣勝負だ。演説中や料亭での会合中に他の総理から襲撃されることもあるので、常在戦場の心構えがなければ務まらない。官房長官の裏切りバックドロップ、新人議員による下剋上延髄斬り、なんでもある。国の行く末を賭けた真剣勝負に、リングの中も外も上下関係もないのだ。


 新たな総理大臣たちを一部紹介

キャッチフレーズ:密林の声を聴け!
名前:ジャングル総理大臣
政策方針:環境問題に全力投球。ビルを潰し、アスファルトはひっぺがし、コンピューターを投げ捨てて、文明からの脱却を目指す。富士の樹海を首都に、木曽山脈を政令指定都市に。議員宿舎は木の洞。国内CO2排出量25%減など生温い、日本列島を森林で埋め尽くし、世界のCO2を25%吸収します。樹木を輸出して世界の緑化にも貢献。エコ道一直線。自然命。

キャッチフレーズ:たちあがる日本繁栄プログラム。
名前:ロボット総理大臣
政策方針:全国民に電子チップを埋め込みネットワーク化する。自衛隊に巨大ロボット配備。ロボットの地位向上。ウイーン、ガシャン、ガシャン。ピコピコピコ。喋るときに目のライトが点滅します。無言で口から悪口の書かれたパンチカードを出す。テクノサウンドであなたを魅了。アシモは潰す。 ※ガソリン値下げ隊隊長

キャッチフレーズ:男女不平等参画社会基本法
名前:アマゾネス総理大臣
政策方針:オーッホッホッホ。男はすべて女の奴隷さ。跪いて忠誠を誓いな! 男は首輪をつけて鎖で繋がれ、女の言いなりになるんだよ。食事は椅子もテーブルも、ナイフもフォークも使っちゃいけない。床に這いつくばって犬のように漁るんだ。男には何の権利も、尊厳もありゃしないのさ。む、男どもの反乱だ! 者ども、矢を放て!

キャッチフレーズ:みんなで全員野球しようぜ
名前:野球総理大臣
政策方針:各市町村に野球場を作り、全国民を野球部に入れる。プロ野球全試合地上波完全放送の実現。野球備品購入に助成金。サッカー税、バスケ税等の導入。野球帽着用で映画館料金半額。手術を控えた子供を対象に次の試合でのホームランを確約。リリーフカーの普及。空白の一日を徹底解明。グリーンウェルを連れ戻して野球させます。

キャッチフレーズ:国があなたのために何ができるかではなく、あなたが国のために何ができるか、問いかけてください。
名前:小学生総理大臣
政策方針:元気にあいさつします。ローカは走りません。食べ物の好き嫌いをなくします。運動や勉強にがんばります。授業中、むだ話や手遊びをしません。宿題を忘れません。外から帰ったら手洗いうがいをします。係の仕事をかんばります。横断歩道は手をあげてわたります。家の仕事の手伝いをします。図書室では静かにします。ゲームの貸し借りはしません。うんこ。うんこうんこうんこー。

キャッチフレーズ:俺はロッキンローラー
名前:内田裕也総理大臣
SEISAKU:NANKA 変だなあ!? キケンするならROCKにヨロシク!!
政治にはアマチュア! 行政能力にもアマチュア! 欠点にプロフェッショナル!
http://www.uchidayuya.com/special/tokyo/koyaku.html
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2011年02月10日

地獄のように熱く


余録:コーヒー値上げの春

 江戸時代後期の蘭学者、大槻玄沢が書いている。「『コーヒー』というものあり。蚕豆(そらまめ)のごときものなり。市店にて売り物とす。黒く炒(い)り、細末にして布袋に入れ、其(その)袋を器に受け、袋の口より熱湯を注ぎ、出し湯に牛乳をさして飲む」▲これは漂流してロシアに10年間暮らした津太夫の話にもとづく記述だ。続けて「振るまいの時、客に出す。常々はみだりに飲まず。中等以上の人のみ用いる」とあるから、ロシアではコーヒーがぜいたく品だったと分かる▲ちなみに同時代の文人である大田南畝は長崎奉行所にいた当時、オランダ船で飲んだコーヒーをこう記している。「豆を黒く炒りて粉にし、白糖を和したるものなり。焦げくさくして味わうるに堪(たえ)ず」。ことコーヒーを賞味することでは、おくてだった日本人である▲今日の日本は米、独に次ぐ世界第3位のコーヒー輸入国だが、近年は経済成長が続くロシアでも消費量が急増している。そのロシアのほか、インド、中国など新興国での需要急拡大を背景に金融緩和でだぶついた資金が流入、価格高騰が続いているコーヒー豆相場だ▲このため国内でもレギュラーコーヒーやインスタントコーヒーが今後続々と値上げされるという。大手コーヒーチェーン店でも一部商品の値上げに踏み切るところが現れ、コーヒー好きには何とも苦い春となる。街の喫茶店も、苦境に陥るところが少なくなさそうだ▲このコーヒー高騰、チュニジア政変などの一因とされる食料品高騰の一環と聞けば、苦いというより焦げくさい。せっかくのコーヒータイムも3年前の食糧危機が頭に浮かび、心落ち着かぬ春である。

http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20110209k0000m070127000c.html

慶喜公は1867年の大政奉還が目前に迫った時期、大坂城に欧米の公使を招いて宴席でコーヒーを出したことが他の料理と共に幕末期の外交史料に残されている。
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2011/01/06/20110107k0000m040034000c.html


韓国でコーヒー教室を受け持つ先生にお話をうかがった。コーヒーに生卵を落とす、韓国のモーニングコーヒー(韓国語で「モニンコッピ」)は、70〜80年代によく飲まれ、10年ほど前まではタバン(=昔ながらの喫茶店)などで、その姿を見かけることができたそう。
コーヒーに黄身だけを落とすのがポイントで、場合によってはゴマ油を入れることもあるとか。「あまった白身でジョン(チヂミのような焼きもの)を作って、夕方に売っていたものですよ」と先生。
「当時のコーヒーは質も悪かったはずなのに、意外とおいしく思った記憶があります」


韓国の追憶の味、「モーニングコーヒー」は生卵入り
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1296640347756.html

初めて知る飲み方で驚いたが、韓国特有ではないらしい。

250名前:名無しさん@十一周年:2011/02/08(火) 19:40:51 ID:zxEf7dFD0
サクっと調べた限りで出た「コーヒーに卵黄を入れる飲み方」のまとめ
■エッグコーヒー
ポピュラーにして分かりやすい名前。単に卵を入れるからこの名前と思われる。
日本でも古い飲み方らしく、今でも提供している喫茶店がある。
■ゴールデンコーヒー
卵をゴールドと表現する事は結構あるので、その流れの名前と思われる。
ドイツ人が飲む物という情報が幾つか出てくる。
■カイザーメランジュ
オーストリアの皇帝が好んだらしい飲み方で、ミルクを入れる。
上記二つと違い、歴史を含んだ名前。
■カフェ・オ・ウフ(カフェ・ウフ)
ウフ=卵(フランス語)という事でフランスでの飲み方。
蜂蜜や砂糖、ラム酒を加える。
いずれも濃い目のコーヒーに卵黄を入れることでまろやかにする飲み方。




ゴマを入れたセサミコーヒーというのもある。
http://www.recipe.nestle.co.jp/recipe/700_799/00729



お参りに来ない子どもに親しんでもらいたいから

 仏教の教えを説いた荘厳な壁画。極彩色の絵をよく見てみると、エッ、まさか、何で! タイのお寺で仏教壁画の中にドラえもんが描かれていることが分かり、話題を集めている。


西日本新聞:ドラえもん 仏教壁画でかくれんぼ タイの寺 画家ラッキアンさん抜粋
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/225340

釜茹でにされているのを「かくれんぼ」とは豪気な狸だな。
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2011年02月08日

一握の砂・悲しき玩具

一握の砂・悲しき玩具  石川啄木  新潮文庫

前にも読んでいるはずだが印象が薄いので、最後まで読んでいなかったのかもしれない。石川啄木の話は山本夏彦の本で何度か出ていて、そちらの印象が強い。金田一京助に金を借りるだけ借りて浪費して、一銭も返さない。金田一は啄木を崇拝しているから怒らない。金田一の妻は啄木を嫌った云々。
私に歌の素養がない上、こういう余計なことを知っているせいか、あまり良い詩と思わず。一握の砂の最初は「我を愛する歌」に始まる。下劣な自己憐憫と自己主張が特に濃厚なこの歌群は、読むに堪えぬものが散見される。

 森の奥より銃声きこゆあはれあはれ自ら死ぬことのよろしさ
 尋常の戯けならむやナイフ持ち死ぬ真似をするその顔その顔
 「さばかりの事に死ぬるや」「さばかりの事に生くるや」止せ止せ問答
 こそこその話声がやがて高くなりピストル鳴りて人生終わる


一例を挙げた。これが今猶持て囃される歌人の代表作に入っている歌だろうかと当惑する駄作。「一握の砂」「悲しき玩具」は明治四十一年からの歌を集めたもので、ここにないものから幾つかを拾遺として章末に乗せていて、こちらは随分と普通の歌という感じがする分、少し面白味がないような気もしてしまうのは私の無粋である。

解説は金田一京助。啄木の生涯に触れて人格才能を褒めちぎっているが、彼は崇拝者だから話は信用ならぬ。この文庫では、日本歌人全集収録時の山本健吾による解説を再録していて、こちらは崇拝者じゃないから話が頗る面白い。啄木の歌に詩興が薄かったのは、私に歌心がないのと啄木を嫌いだったからである。それが、山本の解説を読むと、啄木を好きになったわけではないが、どこか哀しく愛おしむような気持ちが、少しばかり生じてしまったことは否めない。
神童天才と呼ばれ天狗になっていた啄木が(彼なりに)挫折し苦しみ葛藤し、それでも結局はひたすらに詩人であったというところに切り捨てられないものがあり、ふざけた私生活も思想の未熟さも、僅か二十八までの人生だったことを思えば、それより長じてみっともなく生きている私に引き合わせるに、どうにも酌量しないわけにはいかないのだ。


さて、私の鑑賞眼も全くの機能不能ではないらしく、先に駄作と挙げたものは本当に駄作らしい。啄木は或る時詩歌を棄てようとしていた。それまでの自分の詩歌も嫌ならば、当今歌人のそれも嫌になったのである。

新詩社や観潮楼の歌会で、他の歌人たちのように、真面目に歌を作ろうという気は起らなかった。何の深い思想もなく、空疎な修辞に憂き身をやつす歌人たちの愚かさが、眼に見えてきた。彼はことさら不真面目な、へなぶりの歌を作る。へなぶりとは、当時坂本久良岐等が試みていた俳諧歌の一体である。

新詩社は与謝野鉄幹主催の結社であり、機関誌「明星」で名高い。啄木も参加していた。観潮楼は鴎外の家。
次の六首は与謝野宅歌会で作られたもの。()内は出された題。

 わがひげの下むくくせが憤ろしこの頃にくき男ににたれば
 いつも逢ふ赤き上衣を着てあるく男の眼この頃気になる (上衣)
 くゝと鳴る鳴革入れし靴はけば蛙をふむに似て気味わるし (靴)
 我よりも強き女の手とりしが蓋し第一のしくじりなりき (第)
 ためらはずその手とりしに驚きてにげたる女再びかへらず (ためらふ)
 君が目は万年筆のしかけにやたえず涙を流してゐ給ふ (万年筆)

題の出し方もどうかと思うが、作者の悪ふざけには違いない。彼はローマ字日記に書いている。「予は、今日、与謝野さんの宅の歌会へ行かねばならなかったのだ。無論面白いことのありやうがない。……予はこのごろ真面目に歌などを作る気になれないから、相変わらずへなぶつてやつた。……晶子さんは徹夜をして作らうと言つてゐた。予はいいかげんな用をこしらへてそのまま帰つて来た。……歌の会! 何といふつまらぬことだらう!」

(この段の引用、山本の解説より)

私が駄作として挙げたものは、このような心境で「スバル」に出されたものだった。駄作のはずである。啄木はどんな顔でこれを詠み、鉄幹たちはどんな顔でこれを聴いたのだろう。晶子は引き留めたそうだから、啄木は面と向かった批判が出来ず冗談を装って、他者は本当に冗談だと思って、結構へらへらしていたのではないか。与謝野夫妻には世話になっているし、有力者を敵に回したくないのかもしれない。
悪ふざけではあるが、俳諧歌だと思えばなるほど俳諧歌である。特に我よりも強き女云々にそういう趣がある。

啄木のローマ字日記がまた、酷い内容のようだ。原文で読めるサイトがあったが、読みづらいので私は読まなかった。同ページ内の解説は読んだ。
啄木の息
http://www.page.sannet.ne.jp/yu_iwata/takuboku.html

アマゾンレビューで酷さの一端が窺える。
非アフィリンク


啄木はアメリカへ行きたかったらしい。

火を付けたのは野口米次郎の詩集『東海より』だ。野口は18歳でアメリカに渡り、すでに日米両国で詩人として早々に名をなしていた。「日本」を海の向こうから謳うということをやってみせた最初の詩人だ。啄木はそれにめっぽう憧れた。何でも憧れ、そのすべてに失意したのが啄木なのではあるけれど、野口米次郎への憧れは尋常ではない。
 こんなふうに書いている、「我近頃、しきりに太平洋の波のかなた、ロツキイの山彙(さんい)走る自由の国に参りたく、夜な夜な思ひに耽り居候」。
 姉崎正治に宛てた手紙だ。


松岡正剛の千夜千冊遊蕩篇:一握の砂・悲しき玩具
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1148.html

小学校の代用教員をした時には、放課後に英語を教えようとしていたという。


誰そ我に
ピストルにても撃てよかし
伊藤のごとく死にて見せなむ

やとばかり
桂首相に手とられし夢みて覚めぬ
秋の夜の二時

篇末に「伊藤のごとく死にて見せなむ」「やとばかり、桂首相に」の二首があって、人々をあっと驚かしているが、啄木には吉井勇氏の言葉を借りれば「東洋豪傑風」のところ、あるいは、いわゆる志士という一面があって、それでこういう歌もあるわけである。
(金田一の解説)

啄木は社会主義無政府主義に傾倒しており(思想的にあっちへ行ったりこっちへ行ったりしている)、「はたらけどはたらけど」の歌もそれを反映したものらしい。大逆事件にも大きな関心を寄せている。


寺山修司は啄木を好んだ。自分で「啄木の未発表作」を作ったこともある。それがどういう形で発表されたかは忘れた。
話は逸れるが、寺山には「盗作騒動」があった。その盗作された或る歌人の弟による寺山追懐記と、寺山短歌注釈。
宗内敦ホームページ:凡俗たらざる−寺山修司を偲んで−
http://homepage1.nifty.com/muneuchi/essay/bonzoku.htm
第15話 「盗作問題−寸感」
http://homepage1.nifty.com/muneuchi/essay/yomaigoto/plagiarism.html

寺山さんはこの騒動を突きつけられて、ちょっとシュンとされたようですね。
松岡正剛の千夜千冊:寺山修司全歌集
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0413.html

そういう人です。



読んだのは去年末。一握の砂刊行からちょうど100年だったのは偶然である。
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2011年02月07日

11/02/06

 部長、うんこ落としてますよ。
 ああ、すまんすまん。
 いつもうんこを落として、そんなことでどうするんです。
 いやあ、君みたいに気の利く部下がいると助かるよ。
(いつも落としたうんこに気付かない鈍い部長。そんなんだから、私の気持ちに気付かないのよ)
(君の気を惹きたくていつもうんこを落としていることに、気が付いてほしいなあ)
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2011年02月05日

11/02/02

農地。ビニールハウスの横を通る。

学校で某から何枚ものハガキを突き返された。彼の人気ラジオ番組に投稿したものだったが、もう募集していない内容だったらしい。知らないよそんなの。まだ二回しか聴いていないもの(実際には聴いたことがない)。それに番組ホームページにはちゃんと募集中と書いてあった。抗議したいが、返された自己紹介ハガキ(初回投稿者に課される。回答項目が少なくとも11ある)の浮かれた内容を読み返してしまったら、情けなくて泣いてしまう。(私が好きな映画に挙げていたのは「ムーンライト」だが、実際にはそんな映画知らない。少々気障な選択らしい。)
数学の授業が始まり、机の中から教科書とノートを出そうとすると、さかさまになった未開封のカップラーメン(しょうゆ味)が出てくる。ビニールの内部に少し汁が漏れている。家に帰ったらすぐに食べなければいけない。カップの上下を正す。

タモリと伊藤政則が音楽の話をしている。80年代までのジャズとロックらしい。簡素な会議室。黄色いボードにレコードジャケットが2列、計8枚か10枚。タモリが伊藤に何度か「だからあんたは医者になれる。おれはなれない。」と言う。職業の話ではないらしい。
伊藤がDJ風にスラムキング(西洋のロックバンドらしい)の曲紹介をする。タモリ「そうやってパッと出来るから、あんたは医者になれる。おれは、例えばジャズロボットをやるときに、あるとき山の中で博士が、と、いちいち助走をつけないといけない。だからおれは医者になれない。」
カメラが伊藤の顔(後で思い出すに伊藤は近田春夫の顔をしていた)だけを捉えた後(この辺からスタッフロール。文字が緑)、タモリの顔に移ると、タモリはサングラス無しで誰かの物真似(ぼそぼそとした呟き。寺山ではない。)をしていた。すぐにカメラ両者を映して、伊藤が「あっ、タモリさん、それダメでしょ」と笑いながらタモリにメガネをかける。漫画に出てくる渦巻き模様の棒付きキャンディーを、赤と橙で作ったような大きいレンズで、右の方が明らかに大きい。レンズはやや歪んだ丸。少々サイケデリック。フレームはシンプルで細く黒。レンズが左右に開いてまた素顔が現れる。タモリ「何に使うんだこれ。」笑い声。番組終了。
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2011年02月04日

毛人気

中国メディアによる報道は政府の意向に沿ったものであるというのが通説だが、最近は違った動きが出てきたらしい。

5日、著名全国紙の『光明日報』はある暴露記事を掲載した。重慶市開県や吉林省永吉県の地方政府がウェブ上で県民を対象に「行政に対する満足度調査」を行った際、「満足度」が常に50%以上となるようインチキを行っていることを暴いたのである。

その前日の4日、共産党中央委員会の機関紙である『人民日報』も堂々たる「政府批判」をやった。各地方政府が中央政府のバブル抑制政策を無視して不動産価格の暴騰を助長したことを厳しく批判する論文を掲載したのである。

昨年12月中旬、『第一財経報』という経済専門紙と中央官庁の国家発展改革委員会との間で展開されていた「華麗なるけんか」も注目すべき事例である。

産経新聞【石平のChina Watch】中国メディアが政府批判始める 地方政府のインチキ調査を暴露
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110120/chn11012010050026-n1.htm

石平はこう見ている。

新聞が政府批判を盛んにやるようになった背景には、党と政府の支配からはみ出しつつある市場経済とネット世論の発達がある。市場経済は生まれつき政治的支配を嫌うものであるし、ネット上の自由奔放な批判は従来のメディアのあり方にも多大な影響を及ぼしている。日に増して高まる民衆の不満はもはや無視できない段階に来ていることも大きな要因であろう。


これに連なる動きか、中国共産党機関紙の人民日報で毛沢東をイメージを低下させるような記事が出た。

1957年11月に毛沢東がソ連で開かれた社会主義陣営の各国首脳会議に参加したときのエピソードを紹介したものである。記事によると、毛沢東はこの会議で、当時のソ連共産党フルシチョフ第一書記の提唱する「西側との平和的共存論」に猛烈に反発して次のような過激な「核戦争論」をぶち上げたという。

 「われわれは西側諸国と話し合いすることは何もない。武力をもって彼らを打ち破ればよいのだ。核戦争になっても別に構わない。世界に27億人がいる。半分が死んでも後の半分が残る。中国の人口は6億だが半分が消えてもなお3億がいる。われわれは一体何を恐れるのだろうか」と。

 毛沢東のこの「核戦争演説」が終わったとき、在席の各国首脳はいっせいに凍りついて言葉も出なかったという。さすがの共産党指導者たちも、「世界人口の半分が死んでも構わない」という毛沢東の暴論に「圧倒」されて閉口したようである。


一方で重慶の地元紙には毛沢東回帰運動の記事が載る。

どうやら重慶市の共産党委員会は、幹部から子供まで全市民を巻き込んで「毛沢東に戻ろう」とする政治運動を展開している様子だが、その立役者は、「毛沢東好きの野心家」として全国的に知られている、重慶市共産党委員会書記の薄煕来氏である。

産経新聞【石平のChina Watch】「毛沢東の狂気」が蘇る時
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110203/chn11020312410001-n1.htm


中国では今でも毛沢東に根強い人気がある。下は去年6月の記事。

【北京=矢板明夫】中国の「建国の父」、毛沢東の出身地である湖南省政府は26日までに、観光地などで記念品として販売される毛沢東の像について、頭部と体の比率など統一基準を設け、顔が似ていないものや粗悪品は没収すると発表した。こうした像が出回り、毛沢東のイメージ低下につながることを防ぐのが狙い。

 中国では近年、共産党の歴史的な地を観光する「紅色旅行」がブーム。それに伴い各地で記念品として売られる毛沢東像が人気を呼んでいる。湖南省政府によると、毛沢東の生家の韶山では昨年、像の売り上げは約1億元(約13億円)を記録したという。

 しかし、製造者はコストを抑えるため低品質の素材を使うことが少なくなく、「購入後すぐにさびついた」「頭が取れた」「毛沢東に全く似ていない」といった苦情が寄せられるという。合金で作った像を加工し、金や銅の像として外国人観光客に高く売るケースもあるという。

 湖南省は今後、統一基準に満たない像をすべて没収し、悪質な業者からは罰金を取る。毛沢東の孫、中国軍事科学院の毛新宇大佐は「品質が高い像を作り続けることは遺族の強い望みだ」と、湖南省の決定を高く評価している。

 中国の市場調査機関、零点研究コンサルティンググループの「都市部住民の宗教信仰」に関する調査(2009年)によると、一般家庭の11・5%が毛沢東像を飾っている。


産経新聞:粗悪な毛沢東像は没収 出身地の中国湖南省が統一基準 2010.6.26
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110119/chn11011919570104-n1.htm


 新中国の創建者・毛沢東の像は昔から人気が高い。毛沢東への個人崇拝思想が高まった文革期には、毛沢東像は大量に製造され、その種類は数えきれない位に増えた。
 「文革」後、毛沢東は「神壇」を一段ずつ降りはじめた。しかし、生誕100年記念行事が盛大に行われた1993年以降、韶山観光市場では、毛沢東像ブームが再来した。
 毛沢東遺物館の夏佑新館長は「全国各地で製造された各種毛沢東像の中でも、1949年に天安門城楼で開かれた建国大典の毛沢東像と、建国宣言後上着姿で手を振る毛沢東像の人気が飛びぬけて高い」と語った。


人民網日本語版:湖南、毛沢東像を規格化 国内初2010年6月22日
http://j.people.com.cn/94475/7034874.html

こういうのが基準を満たすらしい。
人民網日本語版:湖南省が毛沢東彫像の統一基準を制定2010年7月1日
http://j.people.com.cn/96160/7049042.html
http://j.people.com.cn/96160/7049043.html


人民網日本語版:青島で毛沢東そっくりの奇石を発見
http://j.people.com.cn/94475/6669094.html

最初はどこに毛がいるのかもわからなかったが、しばらく見ていてようやくわかった。空にぽこっと出ている部分が毛の頭部(横顔)で、ぽこっの右上の少し色が違う部分が髪です。これがわかると体格のいい胸像のように見える。



毛沢東支持が「都市部住民の宗教信仰」で調査されるというのが不思議だが、実際に毛沢東支持は「信仰」と呼べる域で展開されているようだ。下は1年前の記事。


上海・千変万化:毛沢東「信仰」の再燃=鈴木玲子

 まるで仏に救いを求めて祈る信者のようだった。中国の故毛沢東主席(1893〜1976年)の古里、湖南省韶山。毛沢東広場に建つ高さ約10メートルの毛主席の像の前は、100人以上の「参拝者」であふれていた。人垣の中、中年女性がひざまずく。
地面に手と額をこすり付け、涙を流しながら像に向かって両手を合わせていた。

 拝礼していた中年男性は「株が暴落し、ためた金がパーだ。仕事もうまくいかない。毛時代は貧しくても皆が平等だった」と懐かしむ。近くの毛主席の故居前には数百人が並ぶ。毛主席の誕生日である12月26日、広場は未明から参観者で埋め尽くされるという。

 毛沢東「信仰」が中国で再燃している。文化大革命(66〜76年)では毛主席に対する個人崇拝が全土に吹き荒れたが、文革後の改革・開放政策による経済発展が進むと、各地にあった毛沢東像はめっきり減った。しかし、官僚の腐敗など社会矛盾が噴出し、発展から取り残された弱者の中には、大衆政治を目指した毛時代の「復活」を望む者も少なくない。
調査会社が08年に実施した庶民の宗教信仰に関する世論調査では、「家に毛沢東像をまつっている」と答えた人は11・5%。「先祖の位牌(いはい)」(12・1%)に次いで多く、「仏像」(9・9%)を上回った。

 北京の雑居ビルの一室を訪れると、市民約100人が49年の新中国建国時の社会状況について論じ合っていた。壁には「毛沢東思想が中国を救う」と書かれた横断幕。初老の男性が「誰もが新中国建設に燃え、金もうけに走ることはなかった」と現在の「拝金主義」の傾向に憤りを見せた。若い男性が口をはさみかけると、「君は生まれていなかった。おれはあの時代を生きてきた」と制した。参加者は中高年者が中心だが、若者の姿も多く、異様な熱気に圧倒された。

 暴力団一掃に大ナタを振るう重慶市トップの薄熙来・市党委書記は昨年5月、毛主席の格言を市民1300万人に携帯電話メールで送った。同年11月には格言集「毛沢東の箴言(しんげん)」が刊行された。湖南省長沙では同年12月26日、毛主席が32歳のころをモデルにした高さ32メートルの像が完成した。総工費7000万元(約9億円)。同省は、毛主席の誕生日を「中国の観光日」に定めるよう
中央政府に進言した。

 毛沢東「信仰」は、庶民の不満を底流に抱えながら、反腐敗運動や観光開発などさまざまな思惑が渦巻く中で広がっている。(上海支局)


毎日新聞 2010年1月25日 東京夕刊
http://mainichi.jp/select/opinion/suzuki/news/20100125dde012070015000c.html

これらの記事だけで薄熙来をみると、やけに陽気な人のように思われるが、調べてみるとなかなかすごい人物らしいが、ここでは扱わない。

人民網では毛主席生誕記念活動の記事に、毛を「世紀の偉人」と書いている。
「人民網日本語版」2010年12月27日
http://j.people.com.cn/94475/7243639.html

日本で毛支持を表明する人はすっかり見なくなった(仙谷の「文革」発言は例外的)し、日本の中国報道で毛支持の動きが伝わってくることはほとんどなくなったが、中国の毛支持はかなり強いらしい。人民網で毛沢東を検索すると単に歴史の登場人物ではなく、偉人として毛を扱う記事が幾つも出てきて日本との温度差を感じる。


 中国での故毛沢東主席に対する公式評価は「晩年に過ちもあったが、建国への貢献などを考えれば、全体として功績が上回る」だ。文化大革命中などに大量に作られた毛沢東像が、今でも一部残るのは、「玉虫色」の歴史評価のため。

  「個人崇拝」を前面に政治的安定を図る国で、指導者の「偶像」が作られることは珍しくない。ソ連におけるレーニン像、スターリン像、北朝鮮の金日成像、イラクのサダム・フセイン像などがある。政変が起こると、これらの像は「引き倒される」場合が多い。例外的なのは、モンゴル国で、現在でもウランバートル市内にレーニン像が残る。「偉い人には間違いないんだから、わざわざ壊す必要もないのでは」との市民感情があり、破壊を免れているという。(編集担当:如月隼人)


サーチナ:巨大「毛沢東」像改めて白塗り、26日は生誕117周年=福建 2010/12/17
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1217&f=national_1217_115.shtml

外はみぞれ、何を笑ふやレニン像。  太宰治
posted by ヨシノブ at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月02日

20:25 熊本発

夜間飛行中の静かな機内に、客室乗務員の切羽詰まった声が響いた。
「お客様のなかにエルビス・プレスリーはいらっしゃいませんか。ロックの帝王エルビス・プレスリーはいらっしゃいませんか。」
「Yes. I am.」
さっと手を挙げて立ち上がったリーゼントの男は、冴えない上下トレーナー姿であったが、サングラス越しでもわかる甘いマスクと足元のblue suede shoes、そして何よりその声でエルビスであることを証明していた。
「急いでこちらへ。」
客席のどよめきもそのままに、乗務員はエルビスを操縦室へと案内した。

「機長が、今夜はどうしてもしっとりとLove Me Tenderを聴きたいと言ってきかないのです。どうか、機長のために歌っていただけませんか。」
操縦席の上で体育座りをした機長が、膝の間に顔を埋めている。それを副機長があやしているが、機長はうーうーと唸り声をあげて顔を振るばかり。
「I see. OK.」
「よかった! ちょうどジュディ・オングさんの衣装があります。早く着替えて。」

腕からヒラヒラを垂らしていつもの恰好が整ったエルビスは、機長の両肩に手を置き、耳元に顔を近づけた。

 Love me tender
 Love me sweet……

怪訝そうにゆっくりと振り向く機長。目が合ったエルビスがウインク。機長は声にならない声を上げ、両手を口に当て、信じられないという表情で首を振る。
エルビスは機長から身を起こすと、機内マイクを手に取った。

 Never let me go……

客室にも響き渡る極上のバラード。乗客は思わぬプレゼントにひとしきり驚喜の歓声を上げ、うっとりと静かに聴き入った。

 You have made my life complete
 And I love you so……

高度1万メートル上空。
エルビスの歌声に包まれた幸福な飛行機は、一路名古屋へ向かっている。

Have a Nice Trip !  ―――よい旅を!
posted by ヨシノブ at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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