2008年05月04日

05/01/25

美味しいもの」について考えると、いつもこの話を思い出す。
昔、学校の図書室の本で読んだ小説
一場面のみ、あやふやに覚えている。

主人公は案内されて、ある部屋を壁の裏から覗き見する。
その部屋には何人もの美食家が集まっていて、普通の人が食べられないようなあらゆる美味しい料理を食べている最中だった。
食事が一段落すると、美食家たちはそれぞれ嘔吐を始めた。
それが一段落すると、また料理が運ばれてきた。
嘔吐は胃袋を空にして、また食べれるようにする為だったのだ。
こうして美食家たちは際限なく食事をしている。
と、そこまでは豪華な料理だったのに、急に鮭のほぐした身が入っただけの粥が運ばれてくる。
美食家たちは粗末なものをだされて不平を言うが、口をつけてみると、
これがとんでもなく美味くて驚き、次々におかわりをする。
次に彼らは、いくら粥を食べても腹が膨れないことに驚く。
美味しいのと幾らでも食べれることに悦び、美食家たちは貪るように粥を食べ……。

この場面の前後、小説のタイトル、作者は完全に忘れた。
でも、いまでもこの場面を思い出してこの粥を食べたくなることがある。
posted by ヨシノブ at 02:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 昔の日記から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする