2018年02月03日

18/2/1

近年の私は、幼児の頃以来、久方ぶりに〈私〉について考えるようになりました。
また、人を救い得るのは真理ではなく、リアリティであるということも考えています。

救われない人たちは虚構の中に居ます。救われている人もだいたいは虚構の中に居ます。
どんな真理を知ろうとも、そこにリアリティを感じなければ〈私〉の救いにはなりません。どんな虚構であろうとも、そこにリアリティを感じているのならば〈私〉の救いになり得ます。

真理を知識で知ることと、体得することはまったく次元が異なります。
私は虚構の中に居ることを理解しているつもりです。真理のある方向にも当たりをつけています。
真理は虚構の解体こそが救済だと指し示しているように見えます。私は虚構の中に居るから苦しいのだという論理にリアリティを感じています。
そこで虚構の解体を考えたのですが、さっそく解体できぬ或る虚構に行き当たってしまいました。他を少々崩してみたのですが、ここが残ったのであれば根本的救済にはなり得ない。
とうとう諦めました。

虚構に留まるしかないと諦めました。決して救われません。
虚構であると気付いてしまった虚構は、地獄です。
この虚構には何度も打ちのめされたし、これから何度も打ちのめされます。
地獄に庵を結んで、そこで苦しい苦しいと言いながら死ぬのです。
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2018年01月21日

30/1/21

頼みもしない人生訓を教示してくれるな、と心の中では思っている。
私が何も考えていないように見えるのだろう。苛立ちすら覚えるのだろう。
そう思うのは構わないが、それなら距離を取ってくれ。
貴方と私では、根本的に思想が違っている。
貴方が私の何を知っているのだというのだ。
私が自分のことを話したがらないのは、私の人生を貴方に意見して欲しくないからだ。
私も貴方のことを訊かない。
だから、ね。
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2018年01月05日

18/1/4

世間で年末年始と言われる期間を、私は無益な多忙と風邪により、家にいる間は寝て過ごすが寝足りないといった具合で、おまけに携帯電話と定期券を無くした。
すぐに警察に届けられていることが確認できて事なきを得たが、定期券を無くしたと判明したときに残念だったのは、ケースに付けていた小さな装飾品だった。

定期券本体ならば、幾ばくか支払うことで再発行される。だが、あの装飾品は、探せば買えないことはないだろうが、買ったところで同じものではない。私は、私が持っていたあの品に愛着がわいていたのであって、同じ商品を同じく受け入れることに抵抗があるのを、定期券を探して部屋を引っ掻き回しているときに深く自覚した。



2017年に観たアニメで最も素晴らしかったのは、「けものフレンズ」であった。私の生涯のオールタイムベストアニメに入る。
まだ観ていない人は是非観てくれ。
私はこの作品の感想を書こうとしていたが、まだ観ていない人が、なるべく何も知らずにこの作品を観てもらいたいと思って書き込みせずにいた。それくらい、観てほしい。

第1話は、さして面白くないと思うだろう。この1話から後に展開される物語の姿を想像することは難しい。
私は、第11話を観終わって呆然とした後、最終12話を大人しく待つことが出来ずに、第1話を観た。もうすっかりこの作品が好きになっていたので、既に何度も観ていたが。
そして、泣いてしまった。
再び第11話を観て、泣いた。勿論、最終話でも泣いた。



定期券のケースに、かばんちゃんとサーバルちゃんのチャームをつけている。もう無くすことがないように、今日はバッグにつける定期券用のチェーンを買った。
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2017年12月17日

17/12/13

始業までの20分を事務所の床で眠っていたが、隣の更衣室に人がやってきた音が聴こえて目が覚めた。
今すぐ起きなくてはいけないのに、眠くて眠くて身体が起き上がらない。
頭を床から10cmほど浮かせると、もうそれ以上あがらない。
頭の中がどろどろしている。目が開けない。
床に身体を擦り付けるように這いつくばって事務所を出た。

階段を這い降りてゆく自分を、諸星大二郎の漫画に出てくる化け物のようだなと思った。
薄暗いままの広い館内では、20mほどのツリーを中心に、クリスマスの飾り付けが大掛かりながらも密やかに行われている最中だった。

ラベル:
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2017年12月09日

たびだつまえに

おふねに のって とおくへ ゆくの
だれも しらない とおくへ ゆくの
だから きょうで おわかれ
いつまでも げんきで いてね

おふねに のって とおくへ ゆくの
だれも しらない とおくへ ゆくの
ぼくだけの くにを つくるの
ぼくは おうさまに なるの

ぼくだけの くに
そとには なにも ない
なにも ない ことに するの
だから きみも なくなるの
ごめんね
でもね
そうするしか ないの
ぼくは きみが すきだよ
ずっと すきで いるよ
だけど きみも なくなるの

なくなっても げんきで いてね
いつまでも げんきで いてね
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2017年12月04日

サンタさんに関する思い出



子供の頃、家から少し離れたところに、雑木林で覆われた一帯があった。
親からは入ってはいけないと言われていたが、たまに一人でこっそり入って探検ごっこをしていた。

秋のことだった。探検の回数を重ねるうちに段々と深くまで立ち入るようになり、雑木林の外からは判らなかったが、古びた小さな家があるのを見つけた。周辺が小奇麗に片付いていて人が住んでいることがわかるが、ひっそりとしているので留守らしい。
家の周囲をぐるりと周ってみると、牛舎のような小屋があり、中を覗くと立派な角をしたトナカイが2頭。小屋の前には大きなソリが1台。
しかもそこへ家の住人が帰ってきて、これが(そんなに白くないが)髭を生やしたおじさん。

私は入ってはいけない雑木林に入り、他人の家の敷地にまで入り込んだところを見られたことの、驚きや罰の悪さや恐怖や後悔で、一目散に逃げ出した。
あそこはサンタさんの家だったんだ。勝手に入り込んだからには、もうプレゼントが貰えないかもしれない。幼稚園のみんなは貰っているプレゼントを、どうして私だけ貰えないのか、親が不思議がるかもしれない。それどころか、サンタさんが親に言いつけられるかもしれない。

私は戦々恐々としながらクリスマスを迎えた。不安で眠れそうになかったが、結局は寝て、翌朝の枕元にはプレゼントの包みが置いてあった。
私はあの日以来の禁を一度だけ破り、プレゼントのおもちゃを抱えて雑木林の中のサンタさんの家に向かった。トナカイの世話をしていたおじさんの背中に向かって、遠くから「サンタさん、ありがとう」と大声でお礼を言い、振り返ったおじさんは困惑したように笑って私を見た。私は晴れ晴れとした気持ちで走って帰った。


それから数年して引っ越し、もう随分とあの土地には帰っていない。誰にも打ち明けられず誰とも共有できぬ幼い日の不思議な思い出は、後に両親の思い出話から意外な真相を得た。
それによれば、あのおじさんは雑木林の地主で、サンタさんではなかった。
本物のサンタさんは、おじさんの家の地下室に捕えられていたのが見つかったという。



posted by ヨシノブ at 23:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月29日

いとじひぶかきみほとけのしらいと


みんなの まえで はじ かいた
あなが あったら はいりたい
ちょうど ちくわが あったので
ちくわの あなへ とびこんだ


あなを ぬけたら じごくが あった
かなぼう もった おにたちが
ちのいけじごくへ つきおとす
くるしい たすけて きもちわるい
ぬるぬる ちのいけ ひっしに もがく
こんな ことに なったのは
おでんを にこんだ ばつ なのか



ちのいけじごくの ちょうど まうえは
ごくらくじょうどの はすのいけ
とおりかかった おしゃかさま
いけの そこたる じこくの そこの
ちのいけじごくを ごらんに なって
ちくわのあなへ はいった ばかりに
じごくに おちた あわれな ものを
すくって やろうと おもわれた



あっぷ あっぷ と ちまみれ もがく
すると てんから おとも なく
するする いとが たれてきた
これを のぼれば ぬけだせる
のばした りょうてが いと つかむ

わっ しらたきだ
ただでさえ つるつる
さらに ちまみれで ぬるぬる
これでは のぼれない
なんだ この いやがらせは



ごくらくじょうどの いけのふち
しらたき たらすは おしゃかさま
はしっこ おもちに なられていたが
つるん と おゆびを すべらせて
しらたき いけへ おとされた
みなもに ひろがる はもんを しばし
ごらんになった おしゃかさま
あ そろそろ ひるめしの じかんだ
ころもの すそで ゆび ふいて
はすのいけから たちさった






posted by ヨシノブ at 22:15| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月07日

科学的に読み解く日本政治が及ぼす地球的影響と経済の先行き





昨今の世界を覆う暗い雰囲気に、怯え、怒り、苦しみ、悲しみ、渦巻く負の感情を抑えることができない人々が急増している。テロ、貧困、踏みにじられる人権、戦争の気配・・・・・・。世界情勢の不穏は人々の心を蝕む。とりわけ日本国における右翼的言論の恥知らずな台頭が作り上げる政治の暴走が目指すのは、軍国主義の復活による戦争である。世界中が不安や怒りの目で日本を注視し声を上げているのだが、独善的な政権とその支持者はそれに気付かず、或いは己こそが絶対正義であるとこれを退け、更に危険な方向へ急進するばかりだ。負の感情が世界中に溢れるのは無理ならぬ話である。

世界人口は増大し続けている。これは人類の感情エネルギーも増大していることを示している。E = mc2 の式で表すように、エネルギーと質量は等価である。先に述べたように増大して止まないのは負の感情である。気分が落ち込む、沈む、と表現されるように、負の感情は正の感情より重い性質を持つ。その重い感情エネルギーが増え続ける人類から算出され続けるということは、地球の質量が増え続けているということである。質量は重力を発生させる。重力は大気を引きつけている。質量の増加は重力の増加である。大気は増加した重力でより強く地球に引き付けられ、圧縮され、圧縮熱が発生する。これが地球温暖化のメカニズムである。つまり、日本の右翼政治が齎す世界情勢への不安が、地球温暖化の真の原因だったのだ。
近年の各種世論調査によれば、日本の若年層に右傾化傾向が強い。残念ながら日本の右翼政治はまだ当分の間続くと警戒したほうが良いであろう。温暖化は一層進むのである。
即ち、かき氷やアイス等、冷やっこいもののビジネスチャンス到来の予感!
posted by ヨシノブ at 04:00| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月01日

17/07/31

久しぶりにプリキュアを観ているのは、まさしく今回の第25話のような展開を期待していたからであって、大変満足しました。


2006年の「和田アキ子さんに委任状」という生放送番組で、未成年の飲酒を扱った話題の中、和田さんが未成年に飲酒をさせてはいけないことを知らず、保護者のもと強要でなければ飲ませていいと考えていたことが露呈した。
私はこの番組をラーメンを食べながら偶然観ており、よくもまあこの年齢までそんなことを知らずに生きてこられたなァ、と思いもかけず人跡未踏の地を見つけ出したような、神秘に触れたような心地がした。
和田さんは即時に共演者から法律を説かれ、その慌てぶりからが事の重大さを察知した。
渾沌死す!
正にそれは"即時に七竅穿ち混沌死す"といった趣があり、妙に残念な気分になった。

今改めて思い出してみれば、混沌の死はケンシロウが北斗七死星点でデビルリバースを倒すのを髣髴とさせる。今期のプリキュアが敵をお菓子にして仕留めるのが、アニメ版ラーメンマン対ブロッケンマンを思い出させるように・・・・・・。
posted by ヨシノブ at 00:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月07日

今週の覆面バイカー


夜の住宅街にリーンリーンと虫の声。
こんな場所でも草むらのどこかに風流な虫が潜んでいるのか。
しかし・・・・・・。

ガサガサガサ!
草むらから姿を現したのは巨躯のゴリラ。
「よし、今夜も翅の調子はいいようだ。次は最大音量だ!」

リィィィィィン!! リィィィィィン!!
破壊的な高音が大気を震わせる。
その震源はゴリラの背中、高速で擦りあわされる二枚の翅。
このゴリラこそ悪の組織ディラスターが開発した怪人スズムシゴリラに他ならぬ!

スズムシの体長が2.5cmほど。この怪人ゴリラは身長250cm。
これだけでも普通のスズムシの100倍の音が出せようものだが、更にスズムシとは桁違いなゴリラの筋肉が翅を動かすのだから、その音量といったら1000倍ぐらい出ているのではないだろうか。もっとかな。出ていてもおかしくないと思います。


人々が寝静まる夜中に騒音を発することで人々を日本から追い出し、無人となった日本をディラスター帝国が占領する。これがスズムシゴリラに課された策謀である。もう3日くらい、町のあちこちでこんなことをやっている。10年かけて日本の主要都市とその近辺をすべてまわる予定だ。

リィィィィィン!! リィィィィン!!
「うるせー!!!! 何時だと思ってるんだー!!!!」
スズムシゴリラの翅の音を吹き飛ばすような突然の怒声に、実際、翅の音は止まった。え? こんな夜中に誰? って、びっくりして。
振り向けばそこには覆面バイカーが寝巻き姿にスリッパにバットという出で立ちで、怒っていた。
「あっ、覆面バイカーだ。俺はディラスター帝国のスズ」
「うるさいのは、その翅かー!!」
自己紹介を聴く耳も持たず、バイカーはバットで怪人を殴り倒し、翅を毟り取って帰っていった。



翅がなければ、でかいだけのゴリラである。
もうリーンリーンと鳴くことはなくなり、毎日メソメソ泣くようになった。



帝国には帰れず、動物園の世話になるのも性に合わない。
翅の無い今、スズムシゴリラと名乗ることも出来ない。
しょんぼりして力なく公園のアスレチック遊具に入り浸る毎日を見かねて、近所の子供たちがスズムシの翅をデザインしたマントを作ってくれた。
そのマントを羽織って、ゴリラは泣いた。
その涙に、先ほどまでの涙には無い温かさが、心から溢れ出す温かさがあるのを、スズムシゴリラは感じていた。


posted by ヨシノブ at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ・特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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